あのリース・ウィザースプーンがロマコメの世界に帰ってきた〜〜❗👏👏👏
Netflix『ユアプレイス、マイプレイス』鑑賞。直近では、TVドラマシリーズの『ビッグ・リトル・ライズ』(シーズン1、2)も好きで全エピソード見たけど…。うーーん、リースはやっぱりロマコメ作品だと格段に生き生きしていて、水を得た魚という感じ。
振り返れば、メグ・ライアンやキャメロン・ディアス、ジュリア・ロバーツ、ドリュー・バリモア……と、ハリウッドは魅力的なロマンティック・コメディエンヌを数多く輩出しましたが、ヲタク的にはリース・ウィザースプーンが1番好きだった。親しみやすいファニーフェイスに身長156センチとアメリカ人としては超小柄、しかもそこはかとなく知性を感じさせるところが。『キューティ・ブロンド』シリーズのメガヒットでハリウッドのドル箱女優に上り詰めましたが、『ウォーク・ザ・ライン/君に続く道』(2005年)の大熱演でアカデミー賞主演女優賞に輝いてからはシリアスものに方向転換、プロデューサー業にも進出しました。
※かつては作家を夢見ていたピーター(アシュトン・カッチャー)、編集者を目指していたデビー(リース・ウィザースプーン)。若き日の恋は一夜限り、20年間も互いの気持ちにフタをして、親友同士として付き合ってきた2人でしたが、「それぞれの居場所」を交換したことで忘れていた夢や感情が蘇り…。
そんな彼女が久しぶりにロマコメ作品に出演したのが、Netflix『ユアプレイス、マイプレイス』。ロサンゼルス郊外、木々や花々に囲まれた一軒家で一人息子のジャック(ウェスリー・キンメル)と暮らすシングルマザーのデビー(リース・ウィザースプーン)。ジャックはかなりのアレルギー体質のため、息子可愛さのあまりデビーは少々過保護気味(^.^; そんなデビーは、さらなる生活安定の為にキャリアアップを目指して1週間、ニューヨークの大学の講座に申し込んでいましたが、土壇場でいつものシッターが来れなくなり、途方に暮れてしまいます。そんな彼女に助け舟を出したのが、ニューヨークに住む20年来の友人で、今もしょっちゅうTV電話で連絡を取り合っている経営コンサルタントのピーター(アシュトン・カッチャー)でした。自分が1週間ジャックの世話をするから、デビーが大学に通う間自分のアパートメントを自由に使っていいとピーターは提案します。気ままな独身ライフを楽しんでいるピーターに息子の世話を任せるのはイマイチ不安なデビーでしたが、他に方法はなく、しぶしぶ彼のアイデアを受け入れることに。こうしてピーターとジャックの「にわか父子」ライフと、デビーの学生生活が始まったのですが……。
※デビーの恋を応援する知的でセクシーなニューヨークっ子ミンカを演じるゾーイ・チャオがイイ味出してます。ヲタク大好きなアマプラドラマ『モダン・ラブ』シーズン2に出演予定とのこと、楽しみです♬
ヲタクの娘もアレルギーで、彼女が思春期の頃は母娘ともどもかなり悩んだ時期があったので、息子のこととなると心配のあまり我を忘れてオタオタしちゃうデビーの姿に他人事とは思えずしんみりしちゃった。かつてのロマコメ女王も早や47歳(リースは超若見えで、30代にしか見えないけど)。『チケット・トゥ・パラダイス』のジュリア・ロバーツも然りだけど、ママの感情とロマンスを絡めて描く「オトナのロマコメ」も全然アリだと思うなぁ。日本ではどんなに美魔女な女優さんでも、40代を過ぎると早々にヒロインの母親役専門になっちゃうから、ちょっと残念。この映画見て、日本のプロデューサーたちは見習ってほしい(^.^;
またね、アシュトン・カッチャーが190センチ近い長身でリースが156センチ、ロマコメ的にはこの身長差に萌えるんですよね。昔むかし、「小さな恋のものがたり」(みつはしちかこ)っていうマンガがあって、ヒロインのチッチとBFのノッポのサリーの淡い恋模様に胸きゅんしたものですが、ちょうどあんな感じ。
コメディってなぜか、1段低く見られがち。でもね、どちらかといえば定石のストーリー展開の中、名作になるか否かの分かれ道は、やっぱりキャスト(特にヒロイン)の繊細な演技力。リースさん、これきりと言わず何度でもロマコメのヒロインとして、これからも私たちをHappyなキモチにして下さい❗