オタクの迷宮

海外記事を元ネタに洋画の最新情報を発信したり、映画・舞台・ライブ鑑賞後の感想をゆるゆると呟いたりする気ままなブログ。

ロンドン秋の舞台はゴージャス❗~『マクベス』(シアーシャ・ローナン)『キャバレー』(エディ・レッドメイン)


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(From Pixabay)

シアーシャ・ローナンマクベス夫人

  ジャクロくんのツイッターに、ちょっと刺激的な1枚の写真。このたびジャクロくんのGFシアーシャ・ローナンが、10月からあのマクベス夫人をロンドンのアルメイダ劇場で演じるということで(なんと彼女、ロンドンの舞台に立つのは初めてらしい。ビックリ👀❗)プロモーション用の写真なんだと思うんですが、マクベス役のジェームズ・マッカードルが背後から彼女を抱き締めています。しかも二人は衣服をつけているようには見えません😅いや~、二人のド迫力にたじろぎます(笑)シアーシャちゃん、スッピンだしね。

 

  通常の感覚だと、彼女がこんな写真を撮ること自体心穏やかではいられないと思うんですが…。ジャクロくんの場合、シアーシャのことは、一人の女性としてばかりでなく、一人の優れた女優として心からリスペクトしている様子がひしひしと伝わってきます😊このカップル、いつもヲタクが心から応援したい❗と思うのは、二人が英国演劇界振興のため、あらゆる努力を惜しまず、お互いに切磋琢磨しているところ。そういう「同志感」がうかがえるところがすごく素敵♥️

 

  マクベス役のジェームズ・マッカードルは、共にスコットランド演劇界を牽引する、ジャクロくんとは盟友の間柄。『ふたりの女王~メアリーとエリザベス』でシアーシャはスコットランドのメアリー女王を、ジャクロくんはメアリーの最初の夫であるダーンリー卿(トンでもないクズ男の役でしたよね😅)を、マッカードルさんはメアリー女王の義兄マリ伯を演じました。ジャクロくんは当時のインタビューの中で、二人の演技についてこう語っています。

 

「この作品の中で、最もエキサイティングなラブストーリーは、メアリー女王(シアーシャ・ローナン)とマリ伯(ジェームズ・マッカードル)の関係だったと思うんだよね」

ヲタクから見ると、あの二人の関係をラブストーリーと捉えるジャクロくんのユニークな感性のほうがエキサイティングだよ~😍

 

  確かに、二人の演技と関係性はあの映画に厚みを加えていました。特にマリ伯の、スコットランド王位を奪った憎い対象であり、同時に愛しい妹でもあるメアリーに対する、愛憎絡み合う複雑な感情。結果的にマリ伯は反対勢力と結託してメアリーを裏切り、しかもメアリーの一人息子(のちのジェームズ1世)を人質にしてスコットランド王位に返り咲こうとします。あの時のマッカードルさんの演技は圧巻でしたねぇ…。

 

今回の『マクベス』は、夫人に同等の比重が置かれたフェミニズムバージョンとのことです😊

 

エディ・レッドメインの『キャバレー』

 続いて11月には、エディ・レッドメインがプレイハウスの『キャバレー』でウェストエンドに復帰するというビッグニュースが❗エディはもはや超ビッグネームだし(『レ・ミゼラブル』での歌声ステキすぎた…😍)、『キャバレー』も有名すぎる作品ですが、今回ヲタクが取り上げてみたいのは、サリー・ボウルズ役のジェシー・バックリー❗

 

  ヲタクは、映画『ワイルドローズ』で、シングルマザーのカントリー歌手を演じた彼女の、もう圧倒的な歌声に打ちのめされるような衝撃を受けたので、今回のサリー役は、「来るべきものが来た❗」ってカンジですね。ジェシー・バックリー、シアーシャと同じアイルランド出身。英国ではすでにトップ女優ですが(BBC戦争と平和』ジャクロくん演じるニコライの妻役、Netflix『もう終わりにしよう』)、レニー・ゼルヴィガーがジュディ・ガーランドを演じてアカデミー主演女優賞を受賞した『虹の彼方に』で、ハリウッドにも進出しました。(ジュディがロンドンに滞在した時の秘書の役でしたね😊)『キャバレー』のサリーといえば、ヲタク的には映画のライザ・ミネリの印象が強烈ですが、ライザ・ミネリジュディ・ガーランドの娘。…なんだかちょっと、不思議な縁、みたいなものを感じてしまうヲタクです😊

 

  見たいなぁ、この2つの舞台。コロナ禍じゃなければ、ロンドンに飛んでいくのに✈️

Netflix等、いくら動画配信技術が進んでも、こればっかりは…ね(笑)