オタクの迷宮

海外記事を元ネタに洋画の最新情報を発信したり、映画・舞台・ライブ鑑賞後の感想をゆるゆると呟いたりする気ままなブログ。

執事(Butler)という職業❤️~「ミス・フィッシャーの殺人ミステリー」から

 
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(Melbourne from Pixabay)

Netflixでハマっているのがオーストラリアのドラマ「ミス・フィッシャーの殺人ミステリー」💕これ、めっちゃ面白いです❗舞台は第一次世界大戦後、1920年代のオーストラリア。英国の上流階級出身で好奇心のカタマリのミス・フィッシャー(エッシー・デイヴィス)が探偵を開業、真面目一本やりの警部ジャックの捜査に首を突っ込み、二人でケンカしながら事件解決していく物語。

 

  ドギツイ場面は殆どなくて、アガサ・クリスティミス・マープルやトミーとタペンスシリーズを彷彿とさせるライトなミステリーです。自由恋愛主義者で惚れっぽいミス・フィッシャーとカタブツの警部、「謎解きのバディ以上、恋人以下」のオトナの会話、得意の潜入捜査でセクシーなダンサーになったりサーカスのナイフ投げの助手になったり…😅なにげにオリエンタル趣味のミス・フィッシャー、ガウンはキモノで花瓶はノリタケ製、小ネタ満載ですけど、何よりワタシのヲタク心をくすぐるのが、ミス・フィッシャーに献身的に仕える執事(バトラー)。誰よりも女主人の心をいち早く読んで、ディナーのメニューを考える料理の天才で、かつミス・フィッシャーが暴漢に襲われそうになると飛び出してきて棒切れで追い払う(笑)武道の達人❗彼女が心憂う夜にはそっとアルコールを差し出す心遣い💕

いやぁ、めちゃくちゃカッコいいっす❗

髪の毛ないけど…(笑)


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個人的には執事って昔から憧れの職業で、イギリスに生まれてたら、絶対養成学校に入ってたと思う(笑)今は少数だけど、女性の執事もいるらしいし…。

 

  思い起こせば映画の中でも名執事が登場する作品がありますね。まずは「バットマンダークナイトトリロジー」に登場する執事アルフレッド。英国の名優マイケル・ケインが演じてます。両親が惨殺され天涯孤独になってしまったブルース・ウェイン(クリスチャン・ベール)の父親代わりであり、精神的支柱。ゴッサムシティの平和を守る為…と言いつつ、正義の為の暴力行使に引き摺られて次第にヒートアップしていく主人を案ずる、マイケル・ケインの抑制のきいた演技がステキでしたね。

 

  そしてカズオイシグロ原作「日の名残り」❗小説も映画も素晴らしかった。オックスフォードにある名門の家に長年仕えた老執事(アンソニー・ホプキンス)。職務に忠実であるがゆえに、彼は今まで自分自身の愛も、人生そのものも犠牲にしてきました。そしてそれほどまでに一生を捧げた名家も財政が傾き、アメリカ人の成金長者の手に渡ることに…。まるで日が傾いていくような彼の人生。ホプキンスの枯れた名演技。地味ですが、必見の一作。


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  フィクションの中ではいつも脇役の位置にいた執事が、主役に負けないくらいの存在感を発揮したのがBBCの長編ドラマ「ダウントンアビー」。使用人たちの眼から見た貴族の生活という視点が新しかったですね。個人的には貴族の生活より、執事やメイドをはじめとする、けっこうナマナマしい人生ドラマのほうが面白かった。今回映画化され、興行収入も首位発進だったもよう。日本公開が楽しみです❗

 

  かように奥が深い執事という職業💕彼らの眼でさまざまな作品を見直すと、案外新しい発見があるかもしれません😊

 

 

 

  

なんて豪華な2ショット❗(…になる予定😅)~BAFTAScotlandにリチャード・マッデン❗

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(Edinburgh from Pixabay)

 英国アカデミー賞スコットランドTV部門、リチャード・マッデンBBCドラマ「ボディーガード~守るべきもの」で、主演男優賞ノミネート❗😻

 

  生まれはイングランドながら幼少の頃スコットランドスコティッシュボーダーズに移住、スコットランドをこよなく愛し、ついにはかの地にレイヴァーピクチャーズというプロダクションを立ち上げたジャクロくん。ハリウッド映画のヒーロー役もお断りしたとか😅折に触れスコットランドでの講演会やワークショップにも精力的に参加し、ブレグジット離脱で揺れるイングランドスコットランドに関しても明確な政治的スタンスを表明しています。思い起こせば、Netflixオリジナルドラマ「最悪の選択」でBAFTAScotland男優賞を受賞した時の、スコットランド愛溢れるスピーチも記憶に新しいところです。

 

  片やマッデンくん、スコットランド出自の誇りを保ちつつ、「ゲームオブスローンズ」ディズニー映画の「シンデレラ」王子役、今回受賞対象となったBBCドラマ「ボディーガード」でブレーク、「ロケットマン」でハリウッド進出、ついには「エターナルズ」で全能イカリス❗(しかも、GOTでマッデン扮するロブの異父弟スノウを演じたキット・ハリントンと再共演のウワサも)

 

  ワタシ的にはどっちもアリ、どっちも正解❗😻BAFTAのレッドカーペットでジャクロくんとマッデンくんのツーショットが見たい…絶対見たい❗でもそんなゴージャスなツーショットが本当に実現したら、幸せすぎて、きっとどうにかなる(笑)

 

  BAFTAScotland受賞対象となった「ふたりの女王~メアリーとエリザベス(原題 Mary ,Qeen of Scots)」には、今注目のスコットランド出身の俳優さんたちが揃いぶみでした。当代きってのハムレット俳優にして「ブロードチャーチ」の名演も記憶に新しいデヴィッド・テナント、舞台「ピーター・ギュント」で批評家たちが大絶賛のジェームズ・マッカードル…。

 

今、スコットランドの俳優たちが熱い❗❗

 

 

  

 

  

ジャクロくん、英国アカデミー賞(スコットランド)にノミネート❗

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(Edinburgh from Pixabay)

 ジャクロくん、「ふたりの女王~メアリーとエリザベス」メアリーの2番目の夫、ダーンリー卿ヘンリーの演技で、本年度のBAFTA(英国アカデミー賞スコットランド)にノミネート🙌

 

  先日「ふたりの女王」のブルーレイが届いたのですが、例の如く彼の登場シーンをリピするうちに(笑)彼がいかに細やかにダーンリー卿の人物像を構築していったかがわかります。ダーンリー卿の心情ってとにかく常に揺れている。彼は表面上カトリックと言いながら、当時はカトリック的には大罪だったソドミー(男色家)だから、彼の父親はもう、ハナから彼の存在そのものを認めていない。罪深いダメ息子としか見ていない。父親に、妻のメアリーに、自分の存在を認めて欲しくて、だけど自己確立があやふやだからどうしていいかわからなくて酒に溺れる負のループ。自暴自棄になりながらも、愛に飢えた哀しみが仄かに窺えるところが素晴らしかった❗ジャクロくんは「ぶっ飛ばしてやりたいクズ」なんて言ってたけど😅どこか憎めないダーンリー卿の人物像を造形できたのは、彼の努力の賜物、当然のノミネートだと思います。おめでとう❗

 

  他のお二人、ローン・マクドナルドの"Beat"は日本未公開。大規模な野外レイヴをテーマにした作品のようですね。英国でレイヴは、特に薬物使用の温床になるとして、1994年に「クリミナル・ジャスティス法~Criminal Justice and Public Order Act」が定められ、「反復するビート(repetitive beats)」が規制されてレイヴは違法行為となりました。ロッテントマトではかなり好評価の映画です。

 

  もう一人は名バイプレーヤーのピーター・ミュラン❗スコットランドエディンバラを舞台にしたミュージカル「サンシャイン~歌声が響く街(Sunshine on Leith)」、スピルバーグが監督を務めた「戦火の馬(War Horse)」で、実直なお父さん役をリアルに演じていました😊今回は"The Vanishing"(消失)という心理スリラーでのノミネート。主演がジェラルド・バトラー(彼もスコットランド出身)だから、日本でも公開されるかな❓😅Netflixのドラマ「トラップ~Trapped」で主役の刑事を演じていたアイスランドの俳優オラフル・ダッリ・オラフソンも出演しています。

 

  ジャクロくん、ツイッターで「この二人と一緒にノミネートされたことが嬉しくて、光栄なことです」ってコメントしてます。…なんかね、短いコメントなんだけど、人柄出ますよね😊…だから好きなんだ、ジャクロくん(笑)

 

  

 

  

現代に蘇る「白鳥の湖」~真飛聖TSも😊

 

  渋谷文化村オーチャードホールで、ドイツのデュッセルドルフに本拠地を置くバレエ団「バレエ・アム・ライン」(ライン川のほとりのバレエ団とでも言うのでしょうか❓)海外での公演は初❗という「白鳥の湖」。

 

  まずはあの古典的名作「白鳥の湖」に、あらゆる点において新しい息を吹き込んだ(まさにインスパイア)芸術監督・演出のシュレップァー氏、その大いなるチャレンジ精神に拍手👏です❗今回、チャイコフスキーのバレエ組曲の演奏は、近来採用されている荘厳かつゆったりとしたものではなく、もっとエネルギッシュな、原点回帰したものだそう。小澤征爾の演奏を聴いて、シュレップァー氏はインスピレーションを得たそうで、海外初演地として日本を選んで下さったのも、そんなご縁からなのでしょうか。

 

  古典バレエは完成された様式美。人間の感情も、予め設定された約束ごとで表現しますが、「白鳥の湖」は、演者が溢れんばかりの喜怒哀楽を、私たち観客にぶつけてきます。そういう意味では、演劇とバレエのボーダーを取り払った芸術とでも言えばいいのかな❓

 

  これは遠い時代のおとぎ話ではない、親子の軋轢、精神と肉体が二律背反する哀しみ、愛と裏切り…現代に生きる私たちのリアルタイムの物語なのです。ロットバルトが、オデットの義母(⬅️今回はこの方がいちばんの悪役なんですね~😅)にアゴで使われる小者感満載の手下だったり、王子と友人の男同士のパドゥドゥがあったり、なにげにコンテンポラリーでございます。

 

  初めはさすがに(ここってホントは四人の白鳥の踊りだよな…)なんて雑念❓が出てきちゃうんですが、次第にシュレップァー氏の作り出す渦の中に巻き込まれていきます。オデットになりすましたオディールに、王子は偽りの恋に堕ちるわけですけれども、女性の肉体を武器に誘惑を仕掛けるオディールに、王子はうすうす別人と疑いながらも、誘惑に抗えず引き摺られていきます。女性の踊り手も、身体つきが古典作品のバレリーナと違い、ひじょうに女らしくセクシーなんで😅ムリもないよなーって気持ちになっちゃう(笑)…なので、当然結末も、「やっぱり愛は強かった❗めでたし、めでたし」とはなりません😢そのへん、やっぱりリアルです。

 

  上演後、今回の公演のアンバサダー、真飛聖さんとシュレップァー氏のトークショウ🎵幼少の頃からバレエを習っていたという真飛さん、立ち姿も美しく声もよく通り、最適なアンバサダー❗公演はあと本日これから18:30のオーチャードホール、兵庫を残すのみだそうですが、兵庫ではプレトークを担当されるそう。お近くの方はぜひ💕

 

 

  

シアターコクーン新芸術監督に松尾スズキ❗

  蜷川幸雄が旅立った後、この度シアターコクーンの新芸術監督に松尾スズキ❗就任スピーチも蜷川さんの跡目を継ぐに相応しい考え方を表明されていました。

「日本の演劇はアカデミズムと人気大事の2方向にはっきり分かれていて、両方が交わっていない。そこを行き来できるには不真面目さが必要」

コンプライアンスで世の中がどんどん窮屈になっている時代に、劇場くらいは倫理や道徳から解放された場所でありたい」

 

  まさに、まさに❗

 

  かつてジャニーズや若手の人気俳優をどんどんシェイクスピアに起用し、後部座席でしょんぼりしている観客には主役級のスターたちを真後ろの出入口からバーンと出して前方の舞台へ駈け上らせた蜷川さん。嵐のコンサート、客席のトロッコを中央に走らせる演出や空中を翔んでのファンサービス、きっと「白夜の女騎士」でマツジュンが学んだニナガワスタイルだ❗と喜んだのは私だけ❓😅シアターコクーン「白夜の~」でも翔んでたしね、マツジュン。

 

  シェイクスピアだってカブキだって、元をただせば大衆演劇。気忙しい日常から一瞬トリップする非日常。オーラでキラキラした人気役者がいなきゃ、意味がない。酔ってポーッとならなきゃ、意味がない。松尾さんのスピーチをネットニュースで読みながら、激しく頷いたワタシ。

 

  それにつけても惜しむらくは友人の息子さん、Tくん。松尾さんの舞台に出させて頂いて、お褒めの言葉を頂いたこともあるとか聞いたけど、ある程度築き上げたキャリアをなげうってニューヨーク留学。帰国後舞台に戻るかな…と思いきや、今度は未知の歌の世界へ。

 

  でも…でもね、結局は、人生自分が後で後悔しないように好きな道を行くのが一番❗☝️知り合いのオバサンの世迷い言だと思って忘れてください😅松尾さんで思い出しちゃいました😅

 

  シアターコクーンの新世紀、楽しみすぎる💕

 

  

スコティッシュアンサンブル in 横浜音まつり

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横浜音まつり(9.15~11.15)の一環で、赤レンガ倉庫1号館3階ホールにて、アンナ・メレディスの編曲・演出によるヴィヴァルディの「四季」。2016年のロンドンでの初演以降

「痛むほどにほろ苦く美しい。激しく息をのむ作品」

と多くの批評家が賞賛する本作が横浜で初演。嬉しい🎵😍🎵

 

  正式な曲名は1年を意味する「Anno」。主旋律を奏でるのは、スコティッシュアンサンブル❗ジャック・ロウデンがこよなく愛するスコットランドから初来日です💕

 

   時間になるとまず会場が真っ暗に😅舞台後ろの6面スクリーンには、冬、土の中で眠っている植物の種を表現しているかのような絵が。アンナ・メレディスの、沈痛なシンセサイザーの音。ヨーロッパの、重く低く雲が垂れ込めた、長い冬を表現しているのでしょうか❓

 

  ほどなく前方左右の扉から、そして後方の扉から、スコティッシュアンサンブルの面々が各自楽器を手に持って、まるで葬列を組むように粛々と入場してきます。開場前は、「長い柄の傘は入口の傘立てに…。」、また開場後は、通路に少しでも荷物がはみ出していると「膝の上か、椅子の下に納めて下さい」と、案内役の方が何度も注意していたのは、この為だったのかー😮と思いました。確かにこの演出、真っ暗な中でちょっとでも荷物がはみ出してると、とっても危険(;-ω-)ノ「演出上やむを得ず…」とか、一言加えると良かったかも。けっこうスルーしている人、多かったので😅人間って、理由がわからないとなかなか動けない生き物なのかな(汗)

 

  演奏者たちは、6面スクリーンの前、我々観客を取り囲むように半円陣を組んで演奏。まるで私たちはアンナとスコティッシュアンサンブルが作り出す音と映像の世界に呑み込まれていくような不思議な感覚。映像と音楽の合体と言えば、ディズニーの「ファンタジア」が有名ですが、今回は抽象画が動いている感じなので、より観客のイマジネーションを刺激します。

 

  何と言っても春❗北ヨーロッパのあの暗い冬(4時頃日が暮れて、朝8時頃まで夜が明けない😅)を知る者からすると、春が来て植物が芽吹くあの喜びは筆舌に尽くしがたい。今日のヴィヴァルディも、冬の陰鬱さと、春の、まるで音符さえも躍っているような演奏は見事❗

 

  横浜音まつりは昨日(15日)始まったばかり。今後、英国ロイヤルオペラ、英国女王陛下の近衛軍楽隊、私立恵比寿中学、バイオリンの村治香織、プリキュアの声優さんたち、葉加瀬太郎…続々登場します🎵

 

🌟横浜音まつり公式HP

https://yokooto.jp/

 

  

 

 

 

  

  

 

  

Netflix「ボディーガード~守るべきもの」~カカオ88%な感じが好き💕

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(London from Pixabay)

  Netflixで「ボディーガード~守るべきもの」

これ、元はと言えばBBCで放映され、最初はさほどでもなかった視聴率、回を追うごとにうなぎ登りで、いざ全6回が終わってみたら、2008年以降のBBCドラマ史上最高の視聴率を叩き出したとか😮さもありなん❗

 

 「ボディーガード」と言えば私の世代的には、あの早逝したホイットニー・ヒューストンケビン・コスナーの同名の映画を思い出します。ホイットニーが可愛くて歌が上手で、ケビンがもう最盛期、「カッコいい」が洋服着て歩いてるようなもん(笑)二人の恋愛模様もストーリーもミルクチョコみたいに甘くって😅ただもうそれに酔えば良かった…若かったなぁ…(遠い眼)まっ、ホイットニー、"I will always love you"の中では、"Bittersweet memories…"って歌ってますが、実際にはSweet & sweetだったの(笑)

 

  それに比べて、さすが英国BBC、Bitter-bitterで仄かにSweet、でもね、苦い中の微かな甘味って、強烈に効くんだわ(笑)今はミルクチョコよりカカオ88%が好き💕

 

  安全保障の為に、ネットを始めとして国民の情報を政府が掌握する法案を強硬に通過させようとする内務大臣(キーリー・ホーズ)。彼女を命を賭けて守るボディーガードのバッド(チャールズ・マッデン)。彼は10年軍隊にいて、アフガン戦争にも参加、長くトラウマに苦しめられていますが、彼女はアフガン戦争のことも「国の為に必要だった」と言い放つんです。そんな強面の彼女だから当然、テロリストや反対派に命を狙われる。常に命の危険に晒されているギリギリの状況の中で、守る者と守られる者しかも男と女、そこには当事者にしかわからない感情の火花が散って…。二人の関係も、恋愛なのか、単なる任務なのか、便利に使っているだけなのか、互いに結婚生活が破綻しているから身体だけの関係なのか…❓わからない。説明もない。そこがいいの(笑)

 

 しょっぱなから自爆テロの息を飲むオープニング。こういうハラハラ感って、「24」以来じゃないかな😅ストーリーも二転三転、誰が味方か敵かわからないサスペンスフルな展開です。このスリリング感が全6話、最後まで途切れないのはさすがBBC

 

  そしてリチャード・マッデンですね~💕このバッドっていう役、少々コミュ障ぎみで、別居している奥さん(奥さんには新しい恋人がいる😅)にいまだに未練たらたら、何かっていうと涙ぐんだりするダメ男クンなんだけど、SPのイヤホンつけると突然人格変わる(笑)任務の為なら命も投げ出して突き進む…強さも弱さも優しさも併せ持つ男。彼に恋しない女なんていないでしょ💕クライマックス、奥さん(奥さん役はソフィー・ランドル。「ピーキーブラインダーズ」で、キリアン・マーフィーの妹役ね😊)にかける彼の言葉に涙腺崩壊😭マッデンはこの役でゴールデングローブ賞TV部門、主演男優賞を受賞しています。

 

  彼はお洒落大好きで、英国のベストドレッサー賞を受賞したこともありますが、「ロバート・レッドフォードやジェームス・ディーンみたいなクラシカルな人たちが好き」だそう。なるほどね~、そういえば演技も今どきの変化球じゃない、例えばゲーリー・クーパーとかグレゴリー・ペックみたいな正統派のハリウッド俳優を思い出させますね😊「ワンスアポンナタイムインハリウッド」より昔むかしの(笑)

 

 「ロケットマン」の次はマーベルのヒーローもの「エターナルズ」❗ますます楽しみ❤️

 

  

 

「キングダム」原康久先生もハマった❗~「ゲーム・オブ・スローンズ」

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(ゲームオブスローンズのロケ地…Ireland, Ireland, Scotland from Pixabay)

  世界的ブームを巻き起こした「ゲーム・オブ・スローンズ」のプロデューサーお二人と、「キングダム」原作者原康久先生の、まさに(ワタシ的には)夢の対談❗

 

  史実とファンタジーがほど良く混じり合った魅力的な群像劇を作る秘訣とは何なのか?『ゲーム・オブ・スローンズ』のクリエイターであるデヴィッド・ベニオフ&D・B・ワイス、『キングダム』の原作者である原泰久が、鼎談で語ってくれた。

 

  ああ確かに、両者に共通することって、

とにもかくにも登場人物のキャラがリアルで魅力的、めちゃくちゃ感情移入できちゃうこと❗

舞台は片や古代中国、片や中世イギリス、壮大なストーリー、雄大な自然をバックに、人間ドラマが展開します。

 

  「ファンタジー」に分類されていて、自分は「ロード・オブ・ザ・リング」オタクだし、ロケ場所が我が愛するスコットランドアイルランドアイスランドなので見始めたんですが、全く予想違いました😅どちらかというと、愛、嫉妬、欲望、裏切り…様々な感情渦巻くめっちゃ人間くさい群像ドラマ。予測を裏切る展開続きで息もつかせません。(えっ❗❓このキャラ、こんな行動する❓😮)って展開もけっこうあるんですけど、なぜか納得させられちゃう(笑)

 

  残酷描写もけっこう出てきますけどね。こういうドラマ見ると、我々農耕民族の日本人と違って、彼らはやはり狩猟民族なんだなぁ…とつくづく思います😅戦いで死ぬ場面とか、リアルすぎ(汗)まあでも、日本でも聖徳太子が仏教を導入する以前の、古代を舞台にした歴史物(井上靖の「額田女王」とか)を読むと、親子兄弟で権力を巡って血で血を洗う抗争等もあったようですが。

 

  思い起こせば、「アクアマン」でブレークしたジェイソン・モモアに初めて巡り合ったのもこのドラマだったわ(笑)しかし彼、このドラマでも「コナン・ザ・バーバリアン」「アクアマン」でも洋服着た姿、見たことありませんな(笑)また、先日拙ブログでも取り上げましたスコットランド俳優リチャード・マッデンもこのドラマでブレーク、BBCドラマ「ボディーガード~守るべきもの」でイギリス全国区、「シンデレラ」の王子様、「ロケットマン」と来て、ついにマーベル映画「ジ・エターナルズ」❗ダニエル・クレイグ引退後のボンド役にもウワサされてるみたいで、今一番登り調子じゃないですかね。ショーン・ビーン等のベテラン勢もさすがの重厚な演技で、全体を引き締めています。

 

  原先生は「悪役のお手本はジョフリー」っておっしゃってますね。王太子でありながら卑怯でウソつきで小者感満載のクズ(笑)それが…演じるジャック・グリーソンというアイルランドの俳優さん、「キングダム」の成キョウ役、本郷奏多くんに表情とか全体的な雰囲気とか、クリソツなんですよ~😅なんだか、納得(笑)

 

  海外では大ヒットしましたが、私の周囲では誰も見ている人がいない…😅私はAmazonプライム会員なので、プライムビデオで無料で見ていますが…。Huluでも配信されているようです。

 

  確実に非日常にトリップできます(笑)

 


最高の悪役のモデルはジョフリー!『ゲーム・オブ・スローンズ』×『キングダム』鼎談 (2019年9月12日) - エキサイトニュース

ジャクロくんニュース(9月10日現在)~ジャック・ロウデンかオーディンか…

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(From Pixabay)

🌟ジャック・ロウデンかオーディン(Odin)か

アイスランド🇮🇸旅行を満喫中のジャクロくん🎵噴き上がる間欠泉を見た後は、「湯の川」を揺蕩っておられます(笑)まるで戦いの後のヴァルハラの王オーディンの如く…。北方系ゲルマン民族ヴァイキングは、9世紀前後から次々とヨーロッパ各国に入植していきました。中でも、ノルウェーヴァイキングは、アイスランドスコットランドアイルランド(シアーシャちゃんの出身地)に入植したもよう。民族から見れば、この3国は兄弟みたいなもの。ジャクロくんとシアーシャちゃんにとって、イングランドよりも心理的に近い国なのでしょう😊ヴァイキングといえば映画などの影響で戦いと略奪のイメージですが、略奪行為は少なく、友好的な入植と交易が主だった…という説もあるようです。

 

🌟ジャクロくん初プロデュース作"CORVIDAE"Beta Cinemaにより配給決定❗

2019年夏のラインナップ❤️おめでとうございます❗…しかし…ワタシが生きているうちに日本で公開される日は来るのだろうか😅

 

🌟ジャクロくん、BBCスコットランドのドキュメンタリー番組でナレーションを務める

"The Papers"第1話"Off Stone"9月18日(水)午後9時より放送❗

拙ブログ、遥か英国から読んで下さっている方もいらっしゃるようで、本当にありがとうございます😊良かったらぜひ…。

でもジャクロくんの声って、ドキュメンタリー番組にはちとセクシーすぎるんじゃ😅

 

 

 

 

ジャクロくんとシアーシャちゃん、アイスランド議会を訪問🇮🇸

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( Reykjavik ,Iceland from Pixabay)

   アイスランド🇮🇸をラブラブ旅行中のジャクロくんとシアーシャちゃん🎵ジャクロくんのインスタにUpされた間欠泉の動画、「自撮り🤳」なんて言ってるけど、本当はシアーシャちゃんが撮ってたんぢゃないかーい❗…ってイカイカン、また芸能ライターみたいになってもーた😅

 

  お二人さん、アイスランド議会を訪問したもよう😊アイスランド海賊党❗(⬅️いやほんとにこういう政党名なんですよ。調べてみたら。びっくりです😮)の所属議員で、ポリルデュール・スンナさんって読むのかなー、わかんない😅↓のTwitterの金髪の女性の方です。男性はスマウリ・マッカーシーさん。マッカーシーって北欧の名前じゃない、まんまスコティッシュの名前ですね。インターネットから意見を発信して政界入りした方みたいですね。

 

ウィキペディアの「アイスランド海賊党」の説明には…

「コア・ポリシーの第一条にはエビデンス・ベースで決定することを掲げており、「政策の是非に関係なく(偏見なく)集められたデータと知識をもとに政策を決定する」という[3]。右派と左派に分断された政治体制の終焉、政治の透明化、知的所有権法の改正、NSA内部告発エドワード・スノーデンの亡命受け入れ、ベーシックインカム導入のほか、テクノロジーオリエンテッドの政党らしくクラウドソーシングによる憲法改正ビットコインなどの仮想通貨を法定通貨にすることも主張している」

とありますね。凄いなー、先端の技術を駆使する未来の政党って感じですね。折しも今朝は内閣改造が話題になってるけど、日本ではまだまだ考えられない(笑)

 

  英国議会はブレグジット延期法案が可決してジョンソン首相万事休す、迷走状態、スコットランド独立の気運が再び高まっていますから、ジャクロくんもいろいろ考えるところがあるんでしょうね🤔

 

 

 

🌟アイスランド海賊党について

https://piratar.is/english/

 

 

さらばKISS❗~「 デトロイト・ロック・シティ 」よもう一度

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 今度の引退宣言は本当らしい😿

ポール・スタンレーのインタビュー、「もう俺は昔の俺と違う。声もだんだん出なくなってくるしね」ってくだりを読んで、物凄くさみしい気持ちになっちゃってね。12月11日東京ドームのチケットはゲットしたけど、最後は絶対泣くな、じぶん。それだけは自信ある(笑)

 

  KISSを好きになったきっかけは、1999年の映画「デトロイト・ロック・シティ」KISSが好きすぎてコピーバンドを組んでいる男子高校生4人組。チケットをゲットして有頂天になっていると、メンバーの1人のママが、ロックは悪魔の音楽で、特にKISSは最悪だとする「KISS撲滅運動」をしていて、あろうことか4人のチケットを燃やしちゃう。だけど4人はあきらめず、「とにかくデトロイトのライブ会場に行けばなんとかなる❗」ってひたすらデトロイトを目指すんですね😅道中いろいろあってヨレヨレでデトロイトに到着。ダフやからチケット買うため、ストリップ小屋で仕事したり、かつあげしようとしたり、おバカだけど一生懸命な姿がめっちゃ可愛い4人組😊さて、彼らはめでたくKISSのライブ会場に入れたでしょうか❔(笑)っていうのがストーリー。もうこれ大好きで、何度もリピしましたね~🙆4人組のおバカさかげんに大笑い、その一生懸命さに胸アツになる、「これぞ青春❗」映画です💕

 

  主役があのエドワード・ファーロング。ハイ、シュワちゃん出世作ターミネーター2」の伝説の美少年です。最近映画館でしょっちゅう「ターミネーターニューフェイト」の予告編見るんだけど、もう、あの時のエディは神々しいばかりの美しさでしたよねぇ…。「ニューフェイト」にエディがカメオ出演するとかしないとかウワサが出てるけど、嬉しいような、見るのが怖いような(笑)

 

  多くの人々をこれほどまでに夢中にさせたKISS。彼らの最後の打ち上げ花火🎆をしっかりこの眼に焼き付けてきます❗  


映画 デトロイト・ロック・シティ (1999)について 映画データベース - allcinema

ジャクロくん、アイスランドを旅行中🇮🇸

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(Iceland from Pixabay)

 「ふたりの女王~メアリーとエリザベス」のDVDが発売され、動画配信も始まって、ワタシたち日本のジャクロファンが「色気ダダ漏れ」ダーンリー卿に漏電(笑)している間に、当のご本人は、「氷と炎の国」アイスランド🇮🇸をご旅行中✈️👜インスタには「アイスランド人になっちゃおっかなー」と、お髭でアイスランド人っぽいキメ顔、いつもお茶目なスコティッシュのジャクロくん(笑)

 

  でもってヲタクは、またもや「好きな人が好きな国を訪れる」幸せなループにはまりこむのでした😀

 

  拙ブログで何度も取り上げている北欧ミステリ。北欧ではミステリを単なる謎解きエンターテイメントとは考られていなくて。さまざまな事件は、その時々の社会の病理を反映しているので、ミステリによって社会の裏に潜むさまざまな問題を炙り出そうという目的があるんですね。北欧ミステリの巨人と言われるアナールデュル・インドリダソンの一連の作品はその最たるものです。北欧諸国は世界で最も住みやすい国、国民の幸福度が高いというイメージですが、ミステリを読むと、若者の薬物汚染や、離婚率の高さから生じる家庭内DVなど、深刻な問題を抱えていることがわかります。

 

  アイスランド雄大な自然が楽しめるのは、ベン・スティラーが監督・主演を務めた人生応援コメディ「ライフ❗」が有名です😊これはもう、風光明媚なアイスランドを楽しめます。

 

  アナールデュル・インドリダソンの出世作「湿地 ~Myrin」は映画化もされていて、イヤミス系のミステリがお好きな方はぜひ。最近見たアイスランドを舞台にした映像作品の中で面白かったのは「トラップ~凍える死体 原題はTrapped」(Netflixオリジナルドラマ)首都レイキャビクからフェリーで渡らなくてはいけない離島。ここでは日本の限界集落にも似た過疎化の問題が取り上げられています。この「トラップ」、英国で放映されて大当たり、凄い視聴率だったらしいです。今、英国は北欧ブームなんですよね😉

 

英国人は北欧がお好き❤️

あ、スコットランド人もね(笑)

 

 

リアルさを追求する北欧ミステリの映像作品には、ずば抜けた推理力、腕っぷしの強いイケメン刑事は登場しません。リアルさを追求するためか、大抵家庭がうまくいかない疲れた中年男😅

 

  それにしてもジャクロくんのアイスランド人の顔芸素晴らしいわ❤️アナールデュル・インドリダソンの「エーレンデュル警部シリーズ」、次回からはジャクロくんを妄想しながら読もうっと。かなり若くてイケメンすぎるけど(笑)

 

 

 

 

  

エルトン・ジョンの魂の遍歴~映画「ロケットマン」


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(エルトン・ジョンを一夜にしてスターに押し上げたロサンゼルスの夜~From Pixabay)

 これはもう、エルトン・ジョンの入魂の自叙伝❗自叙伝といえば通常は文字の力を借りて…なんだけど、そこは音楽のミューズに魅いられたエルトンがプロデュースしただけあって、彼の名曲が宝石のように散りばめられた珠玉のミュージカルに❗なんてステキなアイデアでしょう。

 

  冒頭のシーンは、ドラッグ、アルコール、お買い物、Sex…ありとあらゆる依存症に苦しみ、身も心もボロボロになったエルトンが、一縷の望みをかけて飛び込んだリハビリ施設での集団カウンセリング。天才ミュージシャンであり、巨万の富と名声を得た彼が、なぜ?彼はカウンセラーと同じ病に苦しむ仲間の助けを得て、自らの魂の遍歴を振り返る。ずっと昔、「ハグして」とおずおずと聞いたレジナルド・ドワイト少年(エルトンの本名)に、父親は「甘えるな❗」と一言冷たく言い放つだけ😭母親も「ピアノ、習わせるわ。その間だけでもあの子追い払えるから」って…。そうやって、少年の柔かな心に一本ずつ刺さっていく棘。でも天才であったがゆえに、イギリスでは売れなくてかなり苦労したみたいですね。彼みたいな破天荒な人は、縛りの多いイギリスでは生き難いんでしょう。火がついたのはやっぱりアメリカ❗やっぱりロサンゼルス(笑)トルバドールのライブが大成功、瞬く間に大スターに登りつめていきます。無名の歌手が一夜にして有名人、アメリカンドリームを地でいっちゃった。でもエルトンの心は、傷ついた少年のまま。それなのに彼は、「そんなこと、ちっとも気にしてないさ」と言わんばかりにド派手な衣装に身を包み、パフォーマンスを繰り広げます。まるで哀しいピエロのように…。

 

  もちろん、エルトンの名曲もいっぱい❤️レコーディングの時、聴いていた全ての人が彼の天才ぶりに驚愕し、陶酔の渦に巻き込まれていく「ユア・ソング」、音楽の楽しさが弾ける遊園地でのハードロック「土曜の夜は僕の生きがい」。心身共にどん底で、コカインを吸いすぎた鼻から点々と血の跡が滴るライブの楽屋。もう、どうしたらいいかわからない。混乱したエルトンは、田舎に引っ込んでしまった生涯の友バーニーを追って、(虚飾にまみれたこんな生活とはオサラバだ❗)と、ついにライブから逃げ出しますが、その時の「グッバイ・イエロー・ブリック・ロード」は涙なくしては見れません😿

 

  もうね、タロン・エガートン❗「キングスマン」の彼しか知らなかったけど、こんなに、魂の歌が歌えて、素晴らしい演技のできる人だったとは…😮彼だからこそ成立したのであろうこの映画。最後に、全てを乗り越え、全てを受け入れ、幼い頃の自分をハグする時の繊細な演技😿…そして、「アイム・スティル・スタンディング」の圧倒的な歌唱。もう、涙、涙。

 

  えー、そして最後に個人的な趣味に走ったお話しを😅タロンは勿論素晴らしいこの映画の立役者なんですが、エルトンの最初の恋人にしてマネージャーだったジョン・リードに、BBCのドラマ「ボディガード~守るべきもの」、あの「ゲームオブスローンズ」のリチャード・マッデン~~😍😍ジャクロくんと同じ、スコットランドの俳優さんですね❤️これがもう冷たくて人でなしのクズで、少女のように彼に恋い焦がれるエルトンの心をズタズタにして、エルトンのさまざまな依存症の引き金になるわけですけど…まあ、でも、「愛しちゃいけない、心を持たない人を愛した」とアタマではわかっていながら、引き摺られるエルトンのキモチ、わかるわ~~(笑)二人が初めて結ばれる場面は18禁でして😅マッデンくん、「ボディーガード」ではアンダーウェアどまりでしたが、ここでは…やっぱり18禁(笑)(どっひゃー)とか心の中で叫びながら指の間から見てましたけど(笑)しっかし、演技とはいえ、俳優さんってスゴイわー😅

 

  エルトンの伝説のパフォーマンス、きらびやかな衣装の数々が驚くほど忠実に再現されていて、見ているだけでも楽しいです❗

 

  今全世界を感動の渦に巻き込んでいる本作。エルトンのファンもそうでない人もぜひ❗

 

 

ジャクロくん、Fifeで何してるん❔(笑)


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(Fife, Scotland from Pixabay)

  ジャクロくんのインスタにプライベート動画が❤️ジャクロくんは今、ファイフ(Fife)にいるらしい。まっ、相変わらずスコットランドの中だけど(笑)

 

 ファイフはスコットランドの東の海岸沿い、行政区の1つで、中世からの古い歴史がある地域。自然に恵まれていて、特に海岸線沿いの景観が素晴らしいみたいですね😊ゴルフ好きな人にとっては、聖地とも言われるところらしい😮ファイフ出身の著名人と言えばアダム・スミス(Adam Smith 哲学者・経済学者。「国富論」は高校の教科書に載ってましたよね😊)や、アメリカに渡って鉄鋼王となった立身出世のお手本みたいな人物、アンドリュー・カーネギー(Andrew Carnegie 巨額の富を慈善事業に費やしました。あのカーネギーホールも彼が建てたもの)などがいます。

 

  ジャクロくんを窓辺からじっと見つめるワンちゃん…。ジャクロくんは子犬みたいだって言ってたのは「イングランド・イズ・マイン~モリッシーはじまりの物語」のマーク・ギル監督。「ジャックは子犬みたいだ。なんかヘンなもの拾って来ちゃったり、カーペットの上で💩したり…。でも愛らしくて憎めない」っていう監督の言葉が今でもアタマから離れない(笑) 

 

  「パピーがパピーを見つめる動画」…。

シュールだわ(笑)


Fife - Accommodation, Things to Do & Holidays | VisitScotland

ブラピとレオ様のブロマンス❤️どんだけ~☝️(笑)~ワンスアポンナタイムインハリウッド

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  昔むかしハリウッドという映画の都に、かつてはテレビの西部劇の主役を張ったこともあるが今は落ち目、マカロニウェスタンに出演するためイタリアに出稼ぎに行かないと家も手放さなくちゃいけない崖っぷちの悪役俳優リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)、リックのスタントマンとは名ばかり、付き人兼運転手兼何でも屋のクリフ・ブース(ブラッド・ピット)、実在の女優で、26才の時チャールズ・マンソンというカルト教祖に殺されてしまった😢⤵⤵シャロン・テート(マーゴット・ロビー)という3人が住んでおりましたとさ。1960年代のハリウッドのさまざまな風俗を背景に当時のハリウッドの有名人たち(しかも、どこで探してきたのか、みーんな凄くそっくりなんです)が大挙ご出演🎵3本の糸が、お話しの最後に織り成す結末はいかに…❓

 

 ハリウッド史上、最も悲惨な事件と言われたシャロン・テート殺人事件。マーゴット・ロビーの、「アイ・トーニャ」や「ふたりの女王~メアリーとエリザベス」とはうって変わった、コケティッシュでキュートで、思わずハグしたくなるようなシャロン。女性のキレイなおみ足ふぇちのタランティーノのご指定なのか、マーゴットさんも当時流行りのホットパンツ姿(笑)そんな彼女を見ていると、女性としての花盛り、しかも妊娠8ヶ月という時に無残な死を遂げなければならなかった事実に、やり場のない怒りがムラムラと沸き起こりますが、ご安心下さい❗そこはそれ、大人のおとぎ話。最後の最後でタランティーノ節炸裂❗しかもしかも、ブラピとレオレオがカマしてくれるんですから❗これ以上はネタバレになっちゃうから言えないけど…😅タランティーノ版「バックトゥザフューチャー」❗(え❓ますますわけわかんない❓😅)

 

  レオ様がね、虚勢張ってるんだけど、いまだに緊張してセリフ忘れちゃうようなナイーブな、そして共演の子役に演技誉められて感激しちゃうような泣き虫さん。セリフ何回も間違えた日なんて、「もーっ❗ぼくちんアホだ、クソだ、バカバカバカ、うぇーん」って…もう愛嬌があって可愛くってね。これじゃあ、ブラピも放っておけないよね(笑)またさぁ、ブラピがちょーオトコマエで、「よしよし、オマエはカッコいいぞ。大丈夫だ、メンドーなことはオレにまかせとけ」って😅「レオ様愛嬌、ブラピは度胸」この映画、通常の代金でいいの❓😅って聞きたくなるくらい贅沢なバディ❤️ブラピがたいして必然性もなく(笑)上半身脱いでくれちゃって、あのお年で鍛え上げたSix packご開帳のサービスシーンもございますよ😻

 

  シャロンヒュー・ヘフナーのプレイボーイ御殿のパーティに出かける場面、スティーブ・マックイーンが登場。またそっくりなんだよね~。話の相手を「コニー」って呼んでたけど、オールデイズの歌手、コニー・フランシスかな❓彼女のヒット曲「Where the boys are」(⬅️恥ずかしながらワタクシ、カラオケの持ち歌なもんで😅)は、竹内まりやが「ボーイハント」という邦題でカバーしてます。レオ様がマックイーンの代表作「大脱走」の主役候補に挙がってた、っていう設定なので、マックイーンの代わりに主役を演じるレオ様(レオ様の妄想なんだけどね😅)も拝めます。ライバル候補に「ウェストサイド物語」ベルナルド役ジョージ・チャキリスの名前が出て嬉しかったなぁ😊また、ブラピがスタントマンで出演するのがブルース・リーの主演映画(ブルース・リーもクリソツぢゃ❗)で、二人でファイトクラブしちゃう(笑)という贅沢さ。映画ファンにはたまらない小ネタ満載です😃

 

  タランティーノ監督「今作はボクにとってパーソナルな作品」って言ってたらしいけど、パーソナルじゃないタランティーノ作品ってあったっけ❓いや、良い意味で😅タランティーノの良さって、もう彼の趣味で大爆発〰💣💥っていうか、「オタクによるオタクのためのオタクの映画」なんだよね~☺この映画、ブラピとレオレオっていう、超大スターが(しかも二人❗❗)そんなタランティーノのオタク趣味にノリノリで付き合った💃作品

 

  この映画でも確実に、文字通り大爆発(暴発?😅)の場面が最後にキますんで、お楽しみに(笑)