オタクの迷宮

海外記事を元ネタに洋画の最新情報を発信したり、映画・舞台・ライブ鑑賞後の感想をゆるゆると呟いたりする気ままなブログ。

Peeblesshire News~映画俳優ジャック・ロウデンはスコティッシュボーダーズの若者が自分の後を追って欲しいと願っている(全訳)


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(Photo of Scotland from Pixabay)

 ジャック・ロウデンは、俳優になるためにはスコットランドスコティッシュボーダーズが最適な場所だと信じている。

 

   29才、BAFTAスコットランド(英国アカデミー賞スコットランド)の受賞歴もあるこのスコットランドの俳優は、すでに「ふたりの女王~メアリーとエリザベス」「ダンケルク」「トミーの名誉(日本未公開)」など、メジャーな作品に出演している。

 

  さらに、TVドラマのヒット作「トンネル」「長い歌」「私の家族」「戦争と平和」にも出演していた彼。

 

  アイルランドでの映画撮影を終え、「スコティッシュボーダーズ・ブック・フェスティバル」に参加する為、先週末母国に帰って来た。

 

  そして彼は、自分の後に続きたいと願っている俳優の卵たちに、励ましの言葉とアドバイスを贈ってくれた。

 

  ジャックは語る「明らかに、僕が俳優を目指す上で最も大きな影響を受けたのは、アールストン公立高校で様々なチャンスを貰ったことなんだ」

 

 「 俳優になる為にはすごく費用がかかるって思っている人がいる。ある意味そうだとも言えるけど、違う面も多々ある。それほどお金をかけずに出来ることもたくさんあるんだよ。

  演劇を志す若者にとって、スコティッシュボーダーズほど最適な場所はないと思う。チャンスを掴めるかどうかは君次第だ。

   確かに、メジャーな作品でいろいろな役を与えられたことは幸運だったと思う。だけどね、僕が一番幸せを感じるのは、スコティッシュボーダーズでアマチュアの演劇グループの人たちと一緒の舞台に立つ瞬間なんだ。

このボーダーズで俳優の道を志すなら、本人の力次第で必ず道は開けると思うよ」

 

  アールストン高校で学ぶ傍ら、ジャックはスコットランド青年劇場、さらにロンドンの王立演劇学校のサマースクールに参加し、12才の時にエディンバラにある王立劇場で初舞台を踏んでいる。

 

  アールストン高校の舞台で主役(ロック歌手、バディ・ホリー役)を務めたほか、グラシエルズ・アマチュアオペラ劇団の「ボーイフレンド」で、さらに演技を磨いた。

 

  ジャックは21才でグラスゴースコットランド王立音楽院の演劇学士号を取得して卒業、舞台や映画でさまざまなオファーを受けるようになった。

 

「これまで、さまざまな選択の機会を与えてもらって、僕は本当に幸運だったと思うし、とても感謝している。一生懸命に努力すれば、必ず目標は達せられると思う」

 

   ジャックの最新の活動としては、自分自身のプロダクション会社であるレイバーピクチャーズの設立が特筆すべき出来事であろう。同社は、スコティッシュボーダーズの悪名高きギャング一家にちなんで名付けられた。

 

  彼は語る「社名を選ばなくちゃいけない時に浮かんだのがレイバース。子どもの頃から夢中だったからね(笑)アイルランドで第1作の撮影を終えたばかりなんだ。俳優の仕事は確かに楽しいんだけど、ボク自身はずっと製作者側に回りたいと思っていた。今度は母国のスコットランドで映画を撮りたいな」