毎年8月、スコットランドの古都エディンバラで開催さる世界最大の音楽・演劇・オペラ・ダンスの祭典「エディンバラ国際フェスティバル」。ヲタクが死ぬまでにぜひ参加してみたい2大フェスというのがありまして、それが「バイロイト音楽祭」と「エディンバラ国際フェスティバル」。ブログ『オタクの迷宮』を開設して早や6年になりますが、毎年8月になると同じようなこと言ってますねぇ……(笑)
さてさてそれはさておき、我が推しジャック・ロウデン、フェスティバルの一環として、スコットランド国立劇場の舞台に立つことになりました。しかも演目は北アイランド出身の気鋭の劇作家デヴィッド・アイルランドの世界初演の新作『The Fifth Step』❗️アイルランドの作品は本多劇場で『アルスター・アメリカン』観ましたけど、皮肉、警句、風刺、ブラックユーモア満載の会話劇、めっちゃ面白かった。小田島創志さんの翻訳の力もあったかな。おじいちゃま、お父さまのDNAバッチリ引いていらっしゃる(笑)
さて、ジャクロが主演する『The Fifth Step』は、フェスティバルの公式ページによれば
男性、親密さ、そして私たちの信念体系に関する複雑な物語
禁酒への困難な道のりを描いた陰鬱な喜劇
だそう。
※『The Fifth Step』リハ中のジャクロ
ジャクロ演じる若い男性ルカは、最近アルコール依存症者の回復共同体「アルコホーリクス・アノニマス(AA)」に参加し始めたばかりで、※スポンサーを探しています。彼は何年もこのプログラムに参加している年配の男性、ジェームズと知り合います。ルカにとってジェームズは当初、12のステップ(完璧な断酒に至る段階)を達成するための理想的な男性のように見えました。しかし、回復への道はそれほど単純ではありませんでした。ルカとジェームズは互いに相手の過去を知ることになりますが、それによって自分自身の過ちと向き合わざるを得なくなり……❗️
※AA特有の用語。AAによるアルコール依存症回復のプログラムを実践するにあたり、メンバーはより経験のあるメンバーに相談に乗ってもらったり、助言や提案を示してもらうことができる。その助言者をスポンサー、その関わりをスポンサーシップと呼んでいる。
聞けば聞くほど面白そうな作品ですね。
※エディンバラ国際フェスティバルのジャクロの紹介写真。
ローデンは主役級のカリスマ性を持っている
-デイリー・テレグラフ
ええ、ええ、知ってますとも、少なくともヲタクは7年前からね。日本ではヲタクと同じような評価をしてくれる人が殆どいなくて、公開された作品がちっとも入ってこないけどね(笑)