オタクの迷宮~映画と舞台と音楽と Chaos-α

変わり者よと言われても 今日もオタクで生きてゆく

ヴェネチア映画祭~ティルダに魅せられ、クロサワに酔う

  今年のヴェネチア映画祭、コロナ禍の為受賞者も出席できず、お祭り気分には程遠いものであったものの、個人的にはいろいろツボ入りまくりでフィナーレを迎えました😊どこがツボであったかと言うと…。

 

 先ずは、その容姿、演技、知性、映画愛、作品の選択眼、人生への向き合いかた全てにおいて、ヲタクが『神』だと信じて疑わないティルダ・スウィントンが栄誉金獅子賞受賞❗対コロナ対策の為唯一無二の黄金のマスク姿で登場したティルダ。志半ばで病に倒れ、亡き人となってしまったブラックパンサーことチャドウィック・ボーズマンを「ワカンダ(ブラックパンサーの王国)フォーエバー」ポーズで追悼しました😢

 

  そして、シェイクスピアもかくや…と思わせる詩的な受賞スピーチ❗

 

  映画は私にとって幸せな場所であり、本当の母国。映画に携わる人たちの流れは私にとっての家系であり、この賞をこれまで授賞してきた人たちの名前は私にとって師のリストです。私の部族の長老たちなのです。

  映画という言語によって書かれた詩を私は何よりも愛し、映画の中の歌をお風呂で歌う。

  私は彼らの成し遂げた高みの麓に行くために駅までヒッチハイクしている映画マニアのパンクキッズなのです。

 

 栄誉賞を受賞するほどの輝かしいキャリアを持ちながら、先達を心から讃え、自らを「まだまだヒッチハイク中のパンクキッズなのよ😉」と、お茶目な表情で(…たぶん😅)語るティルダ。あなたほど謙虚で、かつ大胆不敵で、機知とユーモアに富んだ人を私は知りません♥️

 

  ヲタクにとってもう一人の神、ケイト・ブランシェットと舞台上で並ぶ姿はいずれか菖蒲杜若、後世伝えられるべき2ショット❗え❓そんなに神さまがいてオカシイ❓いーの、いーの、ヲタク、一神教ぢゃないし、前世は古代ギリシャ人なんで(⬅️バカ😅)

 

  そしてそして、『スパイの妻』で、日本が世界に誇る第2のクロサワこと黒沢清監督が銀獅子賞(監督賞)❗振り返れば6月、NHK8Kで同作品が放映された時、当日まで自宅のTVで見れると信じて疑わなかった機械オンチなヲタク😅夫に「え?8K?ウチのテレビ、4Kまでしか見れないよ」と言われた時のショックたるや…(笑)まっでもこの成り行きを考えると、映画館の大スクリーンで見るべき作品ということですね❗(⬅️負け惜しみ😅)公開まで間があって、ワクワクしながら監督の過去の作品を復習したりするのもまた、善きかな😊

 

  社会の変化、世界の動向によって映画の上映方法や映画祭の運営はこれからもさまざまに変わっていくだろうけど、ティルダの言う「映画という言語で書かれた詩」の価値は、きっと永遠に変わらない。