※「アプレンティス ドナルド・トランプの創り方」の卓越した演技で、本年度アカデミー賞主演男優賞にノミネートされているセバスチャン・スタン。
昨年末に東京コミコンアフターパーティーの撮影会でご本人に会ってなんと握手してもらってから、セバスタ沼真っしぐらな最近のヲタク。ヲタクの場合、海外の雑誌記事やSNSを読み漁って推しの人となりや仕事への向き合い方、プライベートその他諸々の情報を知りたい情熱が湧き上がってくると、もうホンモノです(笑)……というわけで、需要が多いか少ないかはおいといて(^_^;)セバちゃん沼に住む同志❓️のためにヲタクがゲットしたセバちゃん情報をお分けしたいと思います❗️
★セバスチャン・スタンを絶賛するマーゴット・ロビー
1994年、リレハンメルオリンピック直前の全米選手権で、現役のフィギュアスケート選手トーニャ・ハーディングがライバルのナンシー・ケリガンを夫のジェフ・ギルーリーを使って襲撃したと言われる驚愕の事件。それを題材にした「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」(2017年)でヒロインのトーニャを演じ、稀に見る「怪演」を見せたマーゴット・ロビー(この時の演技で、その年のアカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞にノミネートされました)。そしてそして、トーニャのトンデモないDV夫を演じたのが我らがセバスチャン・スタン。しかしセバちゃんは、ジェフ・ギルーリーを単なるクズ夫ではない、卑屈さの裏返しのDV、そしてトーニャに対する歪んだ愛情がないまぜになった人物として造型しており、それはもう素晴らしかった。当時、マーゴットがインタビューでセバちゃんを大絶賛している映像が残っています。ジェフ役のオーディションに同席していたマーゴット。(マーゴットはプロデューサーでもあった)
ジェフはとても難しい役で、素晴らしい俳優たちと大勢会ったけど決まらなくて…。クレイグ(製作総指揮)とも頭を悩ませていたの。
…でも、セバスチャンが入って来た瞬間、彼のジェフへのアプローチは他の候補者と全く違うのがわかったわ。
ホントにホントに素晴らしかった❗️「やった❗️まさに彼よ❗️」って思った。
「アイ,トーニャ〜」のジェフ役、「パム&トミー」トミー・リー役(ロックバンド、モトリー・クルーのドラマー)、そして今回オスカーにノミネートされているドナルド・トランプ役と、実在の人物を演じることが多いセバちゃんですが、その卓越したアプローチは、8年前のオーディションで既に確立されていたんですね……。
★Dialect Coach(方言コーチ…俳優が実在の人物を演じる時、その人物特有の喋り方、訛りを指導する)、セバスチャン・スタンを語る
「アプレンティス ドナルド・トランプの創り方」でセバちゃんの方言コーチを務めたリズ・ヒメルシュタイン。撮影に入る前、セバちゃんはどこにいても毎日、音声メモを送ってきたそう。リズはそれに対して批評を送り、その往復は撮影に入るまでずっと続いた……と。
「今ではその音声メモが私の宝物だわ。あの頃彼は、完ぺきに(トランプ役に)没入してた。いみじくも彼はその時言ってたの。『この状況から僕は、抜け出る時が来るんだろうか』と」
セバちゃんの激烈な役者魂が垣間見れるエピソードですよね。
日本ではセバちゃんと言えばアベンジャーズのウィンター・ソルジャー役のイメージが強いけど、一方で様々な難役に挑戦し続ける超演技派。古くはロバート・デ・ニーロ、ゲイリー・オールドマン、クリスチャン・ベールの跡目を継ぐカメレオン俳優だとヲタクは思っています。
製作総指揮も兼ねたA24の作品「A Different Man」の演技でベルリン国際映画祭、そしてゴールデン・グローブ賞の主演男優賞を受賞したセバちゃん。さあ、この勢いでオスカーまで突っ走れ❗️
Margot Robbie at TIFF 2017 sharing how excellent Sebastian Stan’s audition for the role of Jeff in ‘I, Tonya’ was. 🩷 pic.twitter.com/B5PNH16h2y
— Sebastian Stan Archive (@sebstanarchive) 2025年2月6日
https://x.com/sebstanarchive/status/1887532584281813079?t=iuEwqRYBgYqw7CFzo0Q0fg&s=09