※セバちゃんの妻役を演じるのは、A24の「顔を捨てた男」(日本公開は7月11日)で共演したばかりのノルウェーの女優レナーテ・レインスヴェ(「わたしは最悪。」でカンヌ国際映画祭主演女優賞受賞)。
セバちゃんことセバスチャン・スタンの新作「フィヨルド」追加情報、キタ〜〜〜〜❗️ぱちぱちぱち。今世界中で絶讃公開中の「サンダーボルツ*」もとい「ニューアベンジャーズ」❓️(意味がわからない方は「サンダーボルツ*」をご観賞下さい 笑)のプレミアで、ごっついスキンヘッド姿になってたのはそのせいなのね。いつも役によってビジュアルを徹底して変えてくるセバちゃんのこと、姿見ただけでいつも役柄が想像できちゃう。身体中にタトゥー入ってそう(笑)
※ヲタクとしてはやっぱりこっちのビジュアルのほうが…(笑)東京コミコンの撮影会で一緒に写真を撮った時の彼は、物腰柔らかな超ジェントルマンでした❗️
ルーマニア人の父親(スタン)とノルウェー人の母親(ラインスヴェ)、そして子どもたちが母の故郷ノルウェーにある辺鄙な村に新天地を求めて移住。一家は隣人の一家とすぐに親しくなり、彼らの新生活は順風満帆かのように見えました。しかしそのうちに父親の子どもたちに対する虐待疑惑が浮上、夫婦は複雑で過酷な裁判に巻き込まれることになる……といった内容らしい。
残念ながらルーマニア人って、ポーランド人と同様、欧米のフィクションの中では、粗暴で無学な人物として登場することが多いんですよね。さもなければヤクの売人とか(^_^;)なぜなんだろう……。スペイン語の得意な友人によるとルーマニア語ってスペイン語とそっくりで、バルカン半島に位置しながら周囲のスラブ語圏の国々とは言語体系が違うことからあまり交流がなされてこず、周辺の地域から言わばはみ出した、異質な存在らしいんです。移民先のアメリカでは「乱暴者」扱いされて、可哀想すぎる……(TдT)
メガホンをとるのは、ルーマニア出身で、かつてのチャウシェスク独裁政権がルーマニア経済や国民の心に残した様々な傷跡をテーマに作品を作り続け、ルーマニア国外でも高い評価を得ているクリスティアン・ムンジウ監督。(カンヌ国際映画祭パルムドール受賞の「4ヶ月、3週と2日」、「ヨーロッパ新世紀」「エリゼのために」など)セバちゃんは12才の時にアメリカに渡ったルーマニア移民なので、きっと今でもルーマニアに対する強い郷愁を抱いているんでしょうね。ムンジウ監督とタッグを組むのも自然な流れだったのかもしれません。
そしてそして、発表された配給会社はあのNEONピクチャーズ❗️そう、今年のアカデミー賞を総ナメにした「アノーラ ANORA」の配給元です。ヲタク個人的にNEONはA24と並んで最も信頼を置いている配給会社で(ラインナップが単にヲタク好みっていうウワサもあり 笑)、他にも「パラサイト 半地下の家族」、「落下の解剖学」と次々と名作を世に送り出しています。セバちゃんは、「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」で、ヒロイン(マーゴット・ロビー)の夫役(この夫もDVでクズで……酷かった^^;)を演じて以来、NEONと組むのは2度目になります。
ノルウェーで絶讃ロケ中のセバちゃん。さらなる新情報を待ちましょう❗️