オタクの迷宮

海外記事を元ネタに洋画の最新情報を発信したり、鑑賞後の感想を呟いたりしています。今はおうちで珈琲片手に映画やドラマを観る時間が至福。

カッコいいぜ、姐さん❗〜『パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女』


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 『ワイスピ』に勝るとも劣らぬカーアクション・ムービーの傑作、登場❗

 

 U-NEXTにて、『パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女』鑑賞。「これ、街中でどうやって撮影したん!?」っていうガチのカーアクションは言うに及ばず、ヒロインのチャン・ウナを演じるパク・ソダムのハードボイルドっぷりがハンパなくカッコいいっす。


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※女性が主役のアクション映画って、殴られても顔だけは汚れてないケースが多いんだけど、ソダム姐さんはもはや血と泥でボロボロ…(笑)彼女の役者根性に乾杯🍻

 

 郵便も、フツーの宅配会社もとても運べないヤバい荷物を配送する裏稼業「特送(とくそう)」。会社一の凄腕ドライバー、ウナ(パク・ソダム…そう、『パラサイト/半地下の家族』の長女役)は、請負ったら時間ジャストに目的地へ送り届ける「成功確率100%の女」。そんな彼女はある日、300億ウォンの闇金を持ち逃げし、海外への逃亡を目論む賭博ブローカーと、その息子ソウォン(『パラサイト』でパク・ソダムが入り込む金持ち家族の息子役を演じていたチョン・ヒョンジュン…相変わらず可愛い😍そして賢そう)を密航船の待つ港まで運ぶという依頼を引き受けます。ところが、港へ行き着く前に父親は仲間に殺され、300億ウォンが入った貸金庫の鍵を持つソウォンを連れ、悪徳警官(その実態は闇ブローカーのボス)とその一味に追われる羽目に。さらには脱北者であるウナを観察中の国家情報院も乱入、命がけのカーチェイスと銃撃戦、近接戦を繰り広げますが……。


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※悪徳警官役のソン・セビョク。韓国映画の悪役って、人間らしいところがビタ一文なくって、どこを切っても憎たらしい「悪の金太郎アメ」。ある意味スゴい(笑)

 

 いたいけな子供がバディの映画でも、血飛沫ドバー、拷問シーンだって容赦ないのが韓国アクション映画のお約束(^_^;)ソウォン役のチョン・ヒョンジュンくんがあまりの恐ろしさにオ○ッコちびっちゃうシーンもあるんだけど、あれじゃオトナだってチビるぜ……(笑)


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※ソウォン(チョン・ヒョンジュン)にいつも「オバサン」呼ばわりされてむくれるウナ(パク・ソダム)が可愛い。激しいカーアクションや肉弾戦で緊張の連続だから、2人のやり取りでホッコリ☺

 

 ヒロインのウナは脱北者の設定だから、モロ半島系で、顔を(たぶん)ヘンにいじってないパク・ソダムがイメージピッタリ。脱北時に家族を全員亡くし、仕事仲間にも心を閉ざして、猫一匹だけを友に孤独に生きるウナ。そんなウナが、父親を殺されて天涯孤独になってしまった同じ境遇のソウォンを守るうち、次第に心を開いていくプロセスに思わずホロリ😢またねー、ヒョンジュンくんが可愛すぎて……。あれで心動かなかったら人でなし(笑)


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※まるでエンジェル👼なチョン・ヒョンジュン。

 

 ラスト、(ええーっ、こんな悲劇的な終わり方なの!?)って一瞬ボーゼンとしましたが(^.^;ハッピーエンドで良かった〜❗続編も作れそうだけどなぁ。成長したソウォンの姿が見たい😍

 

きっと…あるよね❓いや、絶対ある(笑)