オタクの迷宮

海外記事を元ネタに洋画の最新情報を発信したり、映画・舞台・ライブ鑑賞後の感想、推し活のつれづれなどを呟いたりする気ままなブログ。

Netflix「アナ・デ・アルマス=マリリン・モンロー~『ブロンド』」はNC-17


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内容の過激さから、NC-17(17才以上は観賞可‥‥ということは、R+18つまり18才未満お断りと同じですよね❓)でもなかなか許可が下りず、公開が延びに延びていたマリリン・モンローの伝記映画『ブロンド』が、ようやくNetflixの配信に漕ぎ着けたようです。

 

アナ・デ・アルマスといえば、007の最新作にして、ダニエル・クレイグ・ボンドの引退の花道を飾った『ノー・タイム・トゥ・ダイ』でボンドと共闘する、キュートでオニ強い(ついでにお酒もめっちゃ強い)新米スパイを演じ、短い出演シーンながら強烈な印象を残しました。007の前には『ナイヴズアウト』で、純朴な看護師役を演じていてまるで別人。演技力も確かな人なので、伝説的女優をどう演じるのか、今から楽しみです❗

 

 

以前『People』誌に彼女がモンローを演じた直後のインタビューが掲載されていました。その時の記事によれば、肉体改造も相当大変だったようです(アナは華奢な体型ですが、マリリンといえば20世紀最大のセックス・シンボル、グラマラスビューティーの代名詞ですからね)。また、アナは黒髪なので、様々な色調の金髪のカツラ合わせ(マリリンは銀幕ではブロンドでしたが、彼女の地毛は実は赤毛だった)をしなくてはならず、はたまた英語のアクセントの特訓(アナはキューバ出身で、かなり強いスペイン語訛りがある)等々、準備から撮影まで過酷を極めたようです。いわば、生まれから外見から言葉から対極にある人物を演じなくてはならなかったアナ。その事実だけでも、彼女の胆の据わった女優根性に乾杯🍸✨🍸ですね。

 

  マリリン・モンロー、銀幕ではあどけない、ピュアな笑顔を振りまいていますが、実の母親からのニグレクト、少女時代のレイプ事件をはじめとして、数限りないラブアフェア、最後は睡眠薬による自死(ケネディ大統領の愛人だった彼女、最近では、大統領との寝物語に重大な国家機密を知ってしまった為の暗殺説が囁かれていますが…)など、プライベートはスキャンダルにまみれており、言わば一昔前の「魔界ハリウッド」の闇を象徴するような人物なわけです。ブライアン・デ・パルマ監督がかつて『ブラック・ダリア』で描いたような、華やさの裏に潜む暗黒。

 

  でもマリリン・モンローって、実人生が毀誉褒貶、いくらスキャンダラスであっても、銀幕ではひたすら美しく清純で、その瞳には哀愁の翳が宿る……。そんなところにヲタクは惹かれてやまないので、アナ・デ・アルマスならそんなマリリンのアンビバレントな魅力を余すところなく表現してくれるのではないかと期待しています。