オタクの迷宮

海外記事を元ネタに洋画の最新情報を発信したり、映画・舞台・ライブ鑑賞後の感想をゆるゆると呟いたりする気ままなブログ。

BAFTA英国アカデミー賞ライジングスター賞はエマ・マッキー


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 BAFTA英国アカデミー賞ライジングスター賞はエマ・マッキー❗


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※『ナイル殺人事件

 

 ヲタクが彼女の演技に初めて出逢ったのは、『ナイル殺人事件』。錚々たるオールスターキャストの中、一番のキーパーソンを堂々と演じて鮮烈な印象を残しました。


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次に見たのが昨年秋、横浜みなとみらいで開催されたフランス映画祭のオープニング映画『エッフェル塔 創造者の愛』。あの有名なパリのエッフェル塔の設計者、ムッシュ・エッフェル(『タイピスト!』のロマン・デュリス)の、エッフェル塔建設に至るまでの想像を絶する苦労を正攻法で描いた映画。いかにもフランス的だなぁ…と思ったのは、しっかり彼のロマンス(誤解の為に別れた元カノと再び巡りあった時、彼女は既に人妻でした。二人の間に燃え上がる禁断の恋)も絡めてくるところ。…ってゆーか、そっちのほうがメイン?(笑)日本だと、恋愛は二の次にして大事業に没頭する……というのが良しとされがちだけど、フランスの場合は恋のマグマが仕事のエネルギー源になるって感じ?……それに、フランス映画見ていて「不倫」って言葉に出会ったことがないなぁ。たとえお互い結婚していても、「恋~アムール」なんだよね。サスガ「恋に生き、愛に生きる」フランス人だけあります。エマの役はエッフェルの元カノで、彼を根こそぎ翻弄するファム・ファタル、アドリエンヌ。口論の末に冷たいセーヌ川にドレス姿で真っ逆さまに飛び込んじゃったり…まさに大熱演。『ナイル殺人事件』を見て、英語圏の女優さんかと思っていたので、流暢なフランス語にビックリ。調べてみたら、フランス人の父親と英国人の母親の間に生まれたダブル(…って言うんだっけ?今は^^;)で、17才の時に英国に渡り、エディンバラのリーズ大学に入学した……とあります。


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エッフェル塔 創造者の愛』

 フランス語と英語のバイリンガルで、これからますます活躍の場が広がりそうなエマ・マッキー。『エッフェル塔 想像者の愛』は、3月3日より公開です❗