オタクの迷宮

海外記事を元ネタにエンタメ情報を発信したり、映画・舞台・ライブの感想、推し活のつれづれなどを呟く気ままなブログ。

マイク・ファイスト、『Esquire』に胸の内を語る


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シャツはバック・メイソン、ビンテージジーンズはリーバイス、靴はプラダ、アクセサリーはマイクの私物。

 

 『Esquire』ネット版にマイク・ファイストのインタビュー記事〜〜〜😍基本インタビュー嫌いで、演じる役柄も熟考に熟考を重ねた挙げ句断ることも多いマイクのこと、ホントに貴重な機会。ありがたやありがたや……(笑)

 

 ミュージカル俳優を目指して17歳で故郷のガハナ(アメリカ北東部オハイオ州の都市)を離れ、ニューヨークでアルバイトをしながら苦節10年、ブロードウェイの舞台『ニュージーズ』で認められ、『ディア・エヴァン・ハンセン』でトニー賞にノミネートされたマイク。


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スティーブン・スピルバーグ監督の『ウェスト・サイド・ストーリー』で、ジャンキーで屈折した新たなリフ像を作り上げたマイク。

 

 

 コロナ禍の間は、病に倒れたお父様の看護のために故郷のガハナに帰って築100年の古い家も購入したそうですが、その後お父様は亡くなり、最近は仕事のためにブルックリンのパーク スロープ地区のアパートメントに、最愛のペット・ オースティンと共にお引越しをしたようです。インタビュアーは、「ほぼ完璧なマナーを持つ保護犬」と表現していますが、オースティンってたしか、マイクが『ウェスト・サイド・ストーリー』の撮了後車でアメリカ大陸横断の旅に出た時にお供したワンちゃんよね。……私は犬になりたい(⇐バカ^^;)


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ルカ・グァダニーノ監督の『チャレンジャーズ』では、妻(ゼンデイヤ)にマニピュレートされるナーヴァスなテニス・チャンピオン役。

 

 『ウェスト・サイド・ストーリー』と『チャレンジャーズ』の成功により、彼がその気になれば仕事は引きも切らないはずなのに、マイクは昔も今もエージェント泣かせ(ついでにファン泣かせでもある^^;)の超慎重派(笑)リーヴァイスのヴィンテージ・ジーンズを愛し、プライベートではロック・クライミングと大工仕事と小説の執筆に熱中する彼は、ハリウッドとは明確に距離を置いているようです。『チャレンジャーズ』のプロモーションでMETガラのレカペ歩いた時も、共演のジョシュ・オコナー(英国の俳優)と2人、明らかに周囲の派手派手しい雰囲気から浮いてたもんね(笑)……でもいいの、そんなところがヲタクは大好きだから。

 

 公開が待たれるマイクの新作は、今やハリウッドで飛ぶ鳥を落とす勢いのオースティン・バトラー主演『ザ・バイクライダーズ The Bikeriders』。(インタビュアーの、「彼は決して自分の犬と共演はしていない」ってくだりに、思わず吹いてしまった)次回作については、監督と「検討中」とのこと。ヲタクは一瞬、(えっ、まだ検討中❓️……いったいあと何年待てばいいんぢゃ)ってヤサグレたけど、1950年代、貧しい不良少年の体型に近づく為に10キロの過酷なダイエットを敢行、心配したスピルバーグ監督に「もうやめてくれ」と懇願されたり(『ウェスト・サイド・ストーリー』)、演じるテニス・チャンピオンが朝食に卵8個とオートミール1杯を食べる設定だからといって自分自身もそれを毎日実行したり(『チャレンジャーズ』)……と、メソッド・アクティングの申し子のようなマイクのこと、1つの役を引き受けるには相当の覚悟がいるのよね。

 

 いいです、大丈夫❗️今検討中のその映画、陽の目を見るまで大人しく待ってます(笑)