オタクの迷宮

海外記事を元ネタに洋画の最新情報を発信したり、映画・舞台・ライブ鑑賞後の感想をゆるゆると呟いたりする気ままなブログ。

007ジェームズ・ボンドの愛車アストンマーチン横浜オープン❗


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(From Pixabay)

 007ジェームズ・ボンドの愛車、英国の誇るスポーツカー、アストンマーチンの9号店が、横浜にオープンしたそうです😊ホンネ言っちゃうと、クルマはまあ、単なる移動手段としか考えてないワタシ。運転免許を取ったのもじつはベルギー😅子供が小さかったから、やむにやまれず。ヨーロッパ赴任がなかったら、一生免許取ってなかったかも😅真っ直ぐな道をスピード上げて走るのは得意なんですけど、狭い抜け道通ると頭痛くなっちゃう。ベルギー赴任2度目の時、「支給されるの、アウディA4だぜ❗(スゴイだろー)日本じゃ一生乗れないよ」ってコーフンしている夫に、「へー」ってうっかり気のない返事をして(マズイ❗)とやおら「良かったね。すごいね」と言い直したワタシ😅じつは今でもどこがスゴイのかわからないんですけど…。

 

  まっ、そんなワタシもアストンマーチンには興味あります❗007ジェームズ・ボンドの愛車だから。ホント、オタクってしょうがないね(笑)

 

  クルマだけでなく、いろいろライフスタイルにもこだわりがあるジェームズ・ボンド。以前拙ブログでも取り上げましたが、ドライマティーニの飲み方「ステアじゃなくてシェイクして」は有名なセリフですね。でも実は、生まれから言うと、ボンドのお父さんはスコットランド人、お母さんはスイス人なんですよね。「二人の女王~メアリーとエリザベス」でもちょっと触れましたが、イングランドスコットランドの間には宗教や文化の違いから、紛争も多々あり複雑な歴史があります。…なので、ボンドも典型的な英国紳士と言うより、MI6という政府機関に勤務しながらもどこか反逆児的な感じがするのも、わかるような気がするんですよね。

 

  ボンドの有名なセリフに「ネクタイをウィンザーノットで結ぶヤツは信用できない」っていうのがあるんですけど、これは作者のイアン・フレミング自身が、「あんな面倒で時間のかかる結び方をするヤツは胡散臭い」って日頃から言ってたらしいですね😅ウィンザーノットで思い出すのは、あのファッションデザイナー、トム・フォードが初監督「シングルマン」❗コリン・ファース演じる英国紳士の典型みたいな大学の先生が恋人の死に絶望して自殺を決意するんですが、遺書に「(死装束のネクタイの結び方は)ウィンザーノットで」って、わざわざ書くんですね。トム・フォード自身はアメリカ人だから、きっと彼自身の英国紳士への憧れがあの場面に出ているのかなぁ…って。深読みしすぎかな😅

 

  あっ❗アストンマーチンのことちっとも書いてない~~😅アストンマーチン横浜、これからはショウルーム半分、カフェバー半分で営業するみたい。横浜のクルマのショウルームに併設されたカフェって、けっこう穴場なんですよ😃☝️それこそみなとみらいアウディのショウルームはカフェが併設されていて、皆存在を知らないせいか狙い目かも。内装が白で統一されており、とてもお洒落な空間です。カフェが併設されているアウディのショウルームは、日本でも、みなとみらいだけだそう。

 

  アストンマーチン横浜のカフェバーで、ボンド好みの、シェイクしたマティーニ、オーダーしてみましょうか🎵

Marine and Walkで「やさしいハタヨガ」


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  今朝10時の桜木町の写真です🎵みなとみらいMarine and walkに至るまでの桜はすっかり葉桜。でもここ数日、今日が唯一の晴れの予報のせいか、皆さんけっこう出足早いです😊駅前に水陸両用バスが止まっていたのでパチリ。ワタシも一度乗ったことがありますが、水に入る時思ったよりスリリングでヒヤリとしましたっけ😅陸と海、両方から見ることのできるみなとみらい、楽しかったです😊

 

  今日はMarine and walkの海沿いのデッキで、芥川舞子先生の「やさしいハタヨガ」

舞子先生は自宅でのヨガ習慣を提唱されている方で、ヨガ教室やイベント頼りのナマケモノのワタシには耳の痛い話でしたが😅でも、ヨガのインストラクターの方って本当に綺麗な方多いですね~😲ナチュラルメークなのに…。舞子先生は、とってもエキゾチックな美女でした🎵

 

  いろいろな流派がある中で、木の幹のような、一番基本となるヨガです。一番大事なのは「呼吸法」。ポーズは呼吸を深め、自在にコントロールできるようになるためのもの。ポーズの完成が目的ではないので、身体が柔らかい人、硬い人、それぞれの完成形は異なります。

 

  ヨガレッスンでは必ず入る基本的なポーズに「太陽礼拝」という一連の流れがあるのですが、潮風に吹かれながら、ホンモノのお日さまの下でポーズをとると、効果テキメンみたいな気がするので、ゲンキンなものです😅しかし、今日はうっかり日焼け止めを塗るのを忘れ、最後のシャヴァーサナ(仰向けの究極のリラックスポーズ)の時、顔に強烈な太陽の光が燦々と当たり、ワタシは声なき声を上げたのでした、じゃん、じゃん❗

 

ハタヨガは、肉体的な「姿勢」(ポーズ/アサナ)と「呼吸法」(プラーナヤーマ)を中心としたスタイルで、数々のヨガ流派の元祖とも言えるヨガである。一般的に「HATHA(ハタ)」とは、サンスクリット語で直訳すると「ハ(ha)=太陽」、「タ(tha)=月」という意味である。この2つの言葉の意味を組み合わせることによって、 「ハタ」は「太陽と月」、「陽と陰」、「精神性と生命力」と解釈することができる。(サイト『ヨガジェネレーション』より)

 

  朝早いレッスンのせいか、予約以外の方も受け付けていたようです。これから夕方にかけてと、明日もスケジュールがあるようですが、天気予報はあまりよくありませんね😢せめて雨が降らないといいのですが。雨の場合は、施設の中のレッスンに変更になるようです😊

 

  明日みなとみらい方面に来られる予定がある方は、チラッと覗いてみて下さいまし。

 

  

「るろうに剣心」最終章制作決定❗~高野戦死のシーン思い出す

 

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 さっき、家事を済ませてZip見ながら携帯いじってたら、☝️の情報解禁で飛び起きた❗

 

  少年漫画は未知の世界なので、映画オタクとしてまず映画を見て、感動すると原作を読むパターンですが、今までそのパターンを実行したのは「帝一の國」と「るろうに剣心裏幕~炎を統べる」のみ😅まあ、それだけ、映画を越えた原作のキャラや世界観に惹かれたってことでもあるんですけど…。

 

  幕末という動乱の時代、いろんな価値観がごちゃごちゃになっている時代に、「どういう生き方を選ぶか」大変な難題だったと思うんですけど、岡田以蔵を彷彿とさせるような大量殺戮の刺客だった緋村剣心(佐藤健)が「不殺の誓い」を立てて、逆刃刀(切れる部分と峰が逆になっている刀)を携えて飄々と生きていくさまはホントにカッコいい❗幕末から明治にかけてのオトコの生きざまといえば、富田常雄の「姿三四郎」、司馬遼太郎の「燃えよ剣」「新撰組血風録」「竜馬がゆく」「世に棲む日々」、子母澤寛の「新撰組始末記」ワタシ的には大興奮の小説のかずかず…なんですけど、映画「るろうに剣心」はそれらに負けず劣らずコーフンしました(笑)

 

  友人たちと倉敷に旅行に行った時、友人たちが大原美術館を観に行くというのを、「ゴメン❗ちょっと行くとこある❗」って言って、剣心たちの溜まり場「赤べこ」とか欄干とか船着き場とかダッシュで見に行きましたもん(笑)その時一緒に旅行に行った友人たちはもちろんオタクじゃないし、ワタシがオタクであるという事実も全く知りません(笑)こんなブログ書いてるって知ったら、きっと驚いて引っくり返るでしょう。隠れオタクは旅行の時とかタイヘンなんです(笑)

 

  でも、今回のストーリー的には、「赤べこ」爆破されちゃうんですってね…くすん(涙)

 

  映画「るろうに剣心」はまずもって悪役がカッコいいです❗第1作の鵜堂刃衛(吉川晃司)、第2~3作の志々雄真実(藤原竜也)、瀬田宗次郎(神木隆之介)。特に志々雄は人並外れた野心をズタズタにされ、政府、そして世の中全体に対する凄まじい憎悪が紅蓮の炎となって燃え上がる設定がまさに地獄のイメージでね、凄かった。演じるのが藤原竜也ですからね、ドンピシャでしたね。

 

  レギュラー陣の中でも、高荷恵を演じる蒼井優の大人の色気とタンカを切る時の迫力はサスガだし、実在の人物、桂小五郎大久保利通伊藤博文等々が出てくるのも嬉しいところ。「京都大火編」の大久保利通役、宮沢和史はいい味出してましたよね。ミュージシャンの方って俳優としても素晴らしい方、多いですね。宮沢さん、神木隆之介くんにすぐ殺されちゃって残念だったわ。神木くんの、ニコニコして人を斬り殺していくサイコっぷりも凄かったですけどね((( ;゚Д゚)))

 

  悪役といえば、「伝説の最期編」丸山智己演じる十本刀の一人、僧侶の安慈と青木崇高演じる相楽佐之助との肉弾相打つって感じのプロレスみたいな乱闘シーンがなぜか好き。佐之助はもう、シュワちゃんみたいにターミネーターじゃないかっていうくらい不死身😲最後の志々雄との戦いでも、けっこうパンチ決めてたしね。なのに、志々雄に「お前誰だよ」とか言われてザコ扱い😅かわいそすぎる。佐之助、アメコミのマイティソー➡️アクアマンに連なる脳ミソきんにくんタイプでけっこう、好きかも(笑)

 

  あっ❗忘れちゃいけません、新撰組の生き残り「悪・即・斬」の斎藤一(はじめ)❗江口洋介のタバコ咥えた制服姿が超絶カッコいいし、「牙突」の構えの斎藤さんに、「そこの女❗ジャマだ、どけ❗」とか怒鳴られてみたい(笑…いやべつにマゾぢゃないけど😅)

 

  あ、もうひとつ忘れられないシーンが。「伝説の最期編」志々雄の戦艦に乗り込む前の戦いで、斎藤さんの忠実な部下である高野(眞島秀和)が志半ば、「新しい時代を…。」と言いながら、不二に刺殺されてしまうんですが、その時斎藤さんが倒れ込む高野に、万感の想いを込めて「ご苦労だったな」って声かけるシーン😢ブロマンス愛好家としてはもう号泣モノです。もしかすると、全編通じて好きなシーンの一つかもしれません(笑)

 

  最終章は、剣心の頬の傷の元となる逸話「追憶編」(前3作にもちょこちょこ出て来てました。そうすると窪田正孝くん、再登場?)と、あの志々雄真実を繰っていたと言われる最恐の敵との死闘だとか。あの志々雄を繰るって、どんだけ~~😲

 

  キャストの発表、楽しみすぎる。

 

みなとみらいのイタリアン「Attimo」ランチ


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 今日はみなとみらいパシフィコ横浜2階、イタリアン「Attimo」でランチ。じつは今日は我々夫婦の結婚記念日なんですが、「映画『キングダム』の公開まであと○○日❗」とアタマの中でカウントダウンするのに気をとられており、ほぼ1週間前のじぶんの結婚記念日は、すっかり失念していたというわけです(大汗)

 

  夫から「今年の結婚記念日はどーするのかな❔」と聞かれて思い出したワタシは、冷静を装い、「ネットなら急ぐ必要ないから、どこか予約しとくね」と答えました😅まっ、それはホントですね🎵一休さんに頼めば、当日の朝でもどこか探してくれる(笑)しかし、オタクLifeを充実させすぎて実生活に影響が出るというのは、ワタシ的には「仮想切腹(by 氷室ローランド in 帝一の國)」モノで、いたく反省しております、ハイ😅

 

  コースはプレアンティパスト(訳すと前菜のそのまた前菜です)と前菜はフィクスで、パスタとメインがプレフィクスで選べるようになってます。デザートは2種盛り。ワインかノンアルコールの1ドリンク付き。これで一人3,200円はかなりおトクなかんじ。ただ、この値段は30%offの値段だそうです(⬅️一休com.のサイトで予約時に読んだのですが、理由は忘れました😅)夫は赤ワイン3種飲み比べというのを頼んで(1,500円)「これはコスパばつぐんだー」と喜んでおりました。

 

   本日のプレアンティパストは、ホワイトアスパラのムースキャビア添え、前菜はカツオのカルパッチョ、たこと大麦のサラダ仕立て、サーモンのリエット、イワシのマリネ、チキンハムの5種盛合わせ。パスタはハーフポーションで筍、三浦のしらす、オリーブのスパゲッティ地中海ソース(オリーブオイルソースですが、唐辛子は入っていません)、メインは北海道産子牛肉のサルティンボッカ、デザートはチョコアイスケーキに苺のタルト。いちばん写真映えしそうな前菜5種盛りは撮り忘れ😅

 

  ものすごく天井が高くて、総ガラス張りでカンツォーネの流れる店内からは横浜港とベイブリッジが見え、解放感はバツグンです。パシフィコ横浜の正面は、今日は医学物理学会開催とのことでかなり混雑していましたが、海側に歩いて来るとウソのように静か。席も100席以上ありそうなので、予約無しでもそれほど待たないのではないでしょうか。

 

  おススメです🎵

 

ロバート・ワイズ版「ウェストサイド物語」WOWWOW放映❗

 


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(Photo of New York from Pixabay)
 タレントの渡辺直美さんがニューヨークに拠点を移して、今後芸能活動を行っていくというニュースが今朝TVで流れていました。ニューヨークってクリエイティブな仕事に携わっている人にとってはもう、最高の街なんでしょうね。

 

   映画オタクのワタシからすれば、N.Y.を舞台にした名作ってそれこそ数限りなくあって、10本の指では数えきれないですが、今日はその中でロバート・ワイズ監督の「ウェストサイド物語」❗拙ブログの「オープニングが印象的な映画」でも取り上げました。もともとこれはブロードウェイの名作舞台で、ストーリーは誰でも知っているシェイクスピアの「ロミオとジュリエット」今でも上演されているようですし、宝塚や劇団四季版をご覧になった方も多いのでは❔

 

  その名作舞台を、ワイズ監督が「これぞ映画❗」このミュージカルは映画の為に作られたのではないかと思うほどの一級品にしてくれました。まず画面が、オーケストラの奏でる作中のミュージカルナンバーに合わせて次々と色を変えていく。そこに浮かび上がっている無数の縦の線。音楽が止まるとその線が、バッと海から見たマンハッタン島のスカイスクレイパー群に切り替わる、映画史上有数のオープニングだと思います。館内でこの瞬間みんながびっくりして息をつめる瞬間が好き❤️映画館でもう何度も見て、仕掛けはわかっているはずなのに、その度にワクワク感で息が苦しくなる(笑)

 

  カメラはマンハッタンのビルを俯瞰撮影しながら追っていく。かすかに聞こえる口笛の音。そして、少年たちがバスケットボールをしている広場に急降下していって、指を鳴らすリフ(白人不良グループジェット団のリーダー。演じるのはラス・タンブリン)のアップ。もうね、この始まりの10分位でもう、ワタシは「ウェストサイド物語」アディクトになっちゃいました。この映画、ほとんどロケで撮影されたんじゃないかと思いますが、まぎれもなくもうひとつの主役はニューヨークの街。あのスピルバーグ監督がリメイクするというので話題になっていますが、ここまで映画として完成されたほぼカンペキな作品をどう作り直すのか❔それはそれでちょっと興味はありますけど…😅

 

  マンハッタンを舞台に繰り広げられる白人不良グループ・ジェット団と褐色の肌を持つプェルトリコの移民グループ・シャーク団との抗争。ジェット団リーダー、リフの親友トニーと、シャーク団リーダー、ベルナルドの妹マリア(若くして亡くなったナタリー・ウッド。ひたすらキレイで可愛い😢)が一目で恋に落ちたことから、悲劇は幕を開けます。

 

  もうこの映画の見所は、ワイズ監督のスピード感溢れる演出と、圧倒的なダンスパフォーマンス❗❗これはもう中毒性があるので、要注意(笑)現代版ロミジュリ、トニーとマリアが初めて出会う体育館でのダンスパーティのシーン、ジェット団のほうは、アクロバティックな、今でいうストリート系のダンスで、プェルトリコ系のシャーク団はスパニッシュダンス、この対比がもう、見事です。

 

  ワタシ的に一番好きなダンスシーンは、「クール」抗争の結果、両方のリーダーが死に、ベルナルドを刺殺したトニーは警察から追われる身に。どうしてこんなことになってしまったのか。不安と怒りでパニック状態になるジェット団のメンバーたち。それを副団長のアイス(いつも冷静沈着なので、このニックネームがついてるんでしょうね😊ワタシのイチ推しはなぜかこの人😅)がガレージに皆を追い込み

Boy, boy, crazy boy,
Get cool, boy!
Got a rocket in your pocket
Keep coolly cool, boy!
Don't get hot
'Cause man, you got
Some high times ahead
Take it slow and Daddy-O
You can live it up and die in bed!
アツくなってるけど
冷静になれよ
ポケットにしまっとけ
クールを気取るんだ
熱くなっちゃいけない
いつかはいいことあるさ
慎重にやれよ
精一杯生きろ  

どうせオレたちいつかは死ぬんだ

と歌い出し、天井の低い狭いガレージで、鬱屈した怒りをぶつけるような激しいダンス。今見てもちっとも古さを感じさせない。オープニングと、この「クール」のシーンが始まると、何度見ても背筋に戦慄みたいなものが走る。映画の力って、スゴイです❗

 

  素晴らしい歌とダンス、疾走感のある演出、そして、今もアメリカが悩み続ける暴力と人種の社会問題。動画配信サイトやレンタルビデオでももちれん楽しめますが、以前拙ブログでも取り上げた「午前10時の映画祭」のラインナップにも入っていますので、これを機会に大画面でぜひ❤️

アイアンマンがVRゲームで登場!


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アイアンマンのどこが好きかって、中に入ってるトニー・スタークは、めちゃくちゃお金持ちでセレブではあるけど、「生身の人間」だってこと。決して彼自身がスーパーヒーローなわけじゃないんだよね。天才科学者だから、じぶんでアーマー作ってるとこもステキ。ダウニーJr.が工具持ってる場面も好きなんだよね~😊

 

  一時アルコール依存症だった過去もあるし、両親の死のトラウマにも悩んでる。彼は優秀なビジネスオーナーでもあるから、アベンジャーズの中でも大局的かつ冷静にモノを見てて、戦いに関しても後先考えずに飛び出したりしない😅時に懐疑的。グイネス・パルトローとも、オトナの恋愛関係ってカンジで❤️

 

  今月の「アベンジャーズエンドゲーム」で、マーベル映画におけるアイアンマンの卒業は決定しました😭「スパイダーマンホームカミング」ではカメオ出演で、トム・ホランドにいろいろお説教してくれてたけど、「スパイダーマンファーフロムホーム」予告編を見ると、メンター役はニック・フューリー(サミュエル L ジャクソン)に代わったみたいだから、カメオもなし。きっとがっかりしてる私たちアイアンマンのファンのために、ソニーさんが発売してくれるのね❗

 

  折しもたまに遊びに来る孫の為に夫がPS4を購入したばかり。ふだんはワタシがカラオケの全国大会、夫がAI囲碁ゲームのみで宝の持ち腐れ😅あー、これも運命的出会いってやつね❗まんまスピルバーグの映画「レディプレイヤー1」だ…。

 

 映画にも登場したスーパーヴィラン、アイアンモンガー、ウィップラッシュ、マンダリン…等々と、じ、じぶんが戦うってことよね❔マーベルやDCのアメコミ映画を観る時は、絶対3D IMAXと決めてるけど、さらに新しいフェーズに入れるってことだ!!ヽ(゚д゚ヽ)(ノ゚д゚)ノ!!あっ、映画みたいにキャプテンアメリカとも戦ってみたい(笑)

 

  「好きなこと、やれてる?」(by 宮本浩次)

やれてるよ❗これからもやり続ける(笑)

これは完璧にコメディです😅クリスチャン・ベール「バイス」

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TOHOシネマズで「バイス」初日❗

あの2001年9月11日、世界貿易センターに飛行機で体当たりした史上最悪の同時多発テロ事件。政府の中枢が驚きと不安と恐怖で右往左往している中、一人の男だけがそれを千載一遇のチャンスだと考えていた。それをきっかけに、イラク核兵器が存在すると主張し、いわゆる「イラク戦争」を引き起こした張本人とされる、ディック・チェイニー副大統領。ブッシュ大統領の黒幕と言われた男。

 

  これ、大真面目な実録政治ドラマだと思って映画館に足を運ぶと、足をすくわれます(笑)まずもって最初に、「これは事実に基づいた物語。まあ、だいたいのところは。チェイニー副大統領は物凄く秘密主義だったんで…」ってクレジットが入ります。おいー、そんなフマジメなことでいいんかいっ❗って怒り出す人もいるかもね😅

 

  ワタシの個人的見解を言わせてもらえば、これはチェイニーさんをダシにした、アメリカの政治風刺のブラック・コメディのような気がします。ブッシュ・ジュニアもどーしよーもないドラ息子に描かれてるし😅 演じるのは、サム・ロックウェル。そう、一昨年のアカデミー賞レースのダークホース「スリービルボード」の、あのマザコン暴力警官です😅この人は本当に演技が巧いですねぇ。

 

  チェイニーさんは、名門イェール大学に入ったものの、ギャンブルとお酒で身を持ち崩し退学、イェールをちゃんと卒業した優秀でコワイ奥さん(エイミー・アダムス)に「これ以上バカなことしたら、どうなるかわかってんだろうね」と脅されて一念発起、政治家を目指しますが、演説がヘタで、持病の心臓病が悪化して入院している間に奥さんが代理で選挙遊説をしたお陰でやっと当選するようなダメダメくん😅当時は女性の政界進出なんてとんでもないことだったので、奥さんはチェイニーさんに自分の夢と野望を託すのです。「私にはあなたが必要なの」ってそういう意味だったのか…(汗)この夫婦、そう「アメリカンハッスル」詐欺師とケバい愛人のコンビ❗あの時もベールさん、太鼓腹に、うすーくなった髪の毛を常に撫でつけていて、髪の毛が乱れるとキレる男っていう設定でした(汗)

 

チェイニーさん、無口で冗談が通じず、イエスマンだけがとりえ。しかしなぜか、当時の国防長官ラムズフェルドにいたく気に入られて、どんどん上り詰めていくのですが…。

 

  勝てば官軍、負ければ地獄。大統領から下っぱの事務官に至るまで総入れ替えというシステム、大統領の権限の巨大さが、一歩間違えばとんでもない事態を引き起こす怖さ。くすくす笑ってるうちにゾッとします。

 

  役の度に伸びたり縮んだりのクリスチャン・ベール、今回は20キロ増量とか。今回の役作りの為にチャーチルを演じてアカデミー主演男優賞のゲイリー・オールドマンに相談したら「1キロも増やしてないよーん」って言われてのけ反ったとか。あのお腹はハリボテだったのね、ゲイリー😊そりゃ、そうだわ、ゲイリーもおん年60才、そんなムリしたら体こわしちゃう。俳優は体が資本、有給休暇なんてないんだから。クリスチャン・ベール、まだ45才の若さだからいいのかもしれないけど、あんまりムリしないでね。しかし彼もイケメンわざわざ封印するのが好きなのかなぁ。下段の写真は、左が「アメリカンサイコ」右が「バットマン」勿体ないなぁ、これだけのビジュアルなのに。

 

  最後に、この映画を見たグループの光景が映し出され、「くさい、くさいぞ❗臭うと思ったらリベラルくさい」「うるさいあの赤ら顔を応援してるのか(⬅️誰のことだかわかりますよね😅)」「だまれ、クリントンびいき❗」って大ゲンカが始まりますが、まあ、明らかに民主党支持、反トランプであろう監督の自虐的ユーモア(もしくはいいわけ❔=笑)でしょう。

 

  たけしの「TVタックル」見るような感じで気軽に見るといいと思います😅

わが愛しのアイルランド 🇮🇪~シアーシャ・ローナンとキリアン・マーフィーの故郷

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  アイルランドの憧れが芽生えたのはいつのことだったでしょう。随分大昔のことで、大学に入学した頃にはもう既にワタシの中のアイルランドへの憧憬は最高潮に達していて。まあ、有名なトリニティ・カレッジの図書館で勉強してみたい…なんて他愛もない動機なんですけどね(笑)うちの大学には、当時アメリカの大学との単位交換留学制度しかなく、夢は早々に破れましたが(笑)

 

  アイルランド…。地図で見ると、イギリスの西側に浮かぶ小さな島がアイルランドです。ワタシの言うアイルランドとは、アイルランド南3分の2を占める「アイルランド共和国」のこと。イギリスからは独立した別の国です。北3分の1は、イギリスの一部。イギリスの正式名称は「グレートブリテン北アイルランド連合王国アイルランドという小さな島は、2つに分断されているのです。この北アイルランドも南に倣って独立したいと、1998年ベルファスト条約によりついにその要求を放棄するまで、IRAを初めとする激しいテロ活動が昔から展開されていました。

 

  私たち家族が第1回目のヨーロッパ駐在した時には、IRAのテロ活動がまだ激烈な頃。ワタシが今ハマっているアイルランド出身の俳優、キリアン・マーフィー主演の「ピーキー・ブラインダーズ」、舞台はイギリスのバーミンガムですが、そこで暗躍するIRAのスパイたちの生態、イングランドに対するアイルランドの根深い怨恨が描かれていて興味深いです。

 

  夫はベルギー駐在時代、北アイルランドベルファストに出張に行ったのはいいのですが、仕事の為に駐車場に車を止めて、そこを出てから僅か10分後にIRAのテロがあり、駐車場が爆破された…なんてゾッとする話もありました。余談ですが、2回目のベルギー駐在を終えて帰国してから、10日後にブラッセルのザベンダム空港で今度はアラブのテロがあり、また私たちが住んでいたマンションのすぐ近くにアラブのテロ組織が摘発されたり…と、旅行も含めて海外で生活するということは常に危険と隣り合わせなんだな…と思います。

 

  長年の憧れの国、アイルランド共和国への家族旅行が実現したのは第1回目のベルギー駐在時代。アイルランドは別名「エメラルドの島」緑が濃く、天候が不順で、晴れたかと思えば急に雨が降りだすのですが、だからこそその緑が生き生きと輝くので、その名がついたと言われています。その頃小さかった娘たちも、アイルランド旅行は特に印象的だったらしく、今でも時々話題に出ます😊

 

  雄大な自然、イングランド人とは真逆な、人懐こい気さくな人たち。海に囲まれている為魚介類も豊富で、イギリスの食事に辟易した方も気に入っていただけるのでは😊海岸の街で食べた、カニやエビを焼いて、シンプルに塩をふっただけの料理、美味しかったなぁ❤️飛行機の直行便がないので、日本からの観光客は少ない国ですが、機会があったらぜひ訪れてみて下さい😊

 

 

私たちが旅行に行った時は、ゴルフ旅行に訪れた日本人観光客に時々お会いしました。アイルランドには、世界有数のゴルフ場があるんです。

 

  これからも時々このブログの中で、アイルランドの魅力、映画の舞台になったアイルランドについて呟いてみたいな…と思っています。

 

  

ピーキーブラインダーズのオープニング"Red right hand "は脳髄に来る

 引き続きハマっている「ピーキーブラインダーズ」😅一気見しちゃうと寝不足になるし、夢中になった作品ほど見終わった後の虚脱感が長く続いちゃうから、1日に見るのは2話のみと決めている(笑)Netflixですでに第4シリーズまで配信されていて、第5シリーズはマンチェスターで撮影中、人気作品なので、第7シリーズまでは製作続行が決定しているのが救いかな😅

 

  前回の記事で書いたように、まるでモノクロ映画のような圧倒的な映像美(垂れ籠める英国特有の厚い雲、肺に悪そうな😅工場の煤と煙)、モノクロ画面に浮き上がるキリアン・マーフィの全く表情の読めない瑠璃色の瞳、時折画面に迸る血の赤…。映像の芸術とも言えるほど完成度の高いドラマだと思うんですが、もう1つ、オープニングで流れるNick Cave and the bad seeds (ニック・ケイヴと悪い種たちって…😅)の"Red right hand"この曲、マジで脳髄に直接来ます(笑)

 

  ネットで調べたら、ミルトンの「失楽園」の一節からとったらしい。「赤く燃える手」神の容赦ない断罪❔歌詞を読むと、まるでキリアン・マーフィー演じるトミー・シェルビーを彷彿とさせます。神をも怖れぬその所業、非情に手を血で染めるかと思えば、限りなく優しい眼差しで手を差しのべる…。でもトミーの優しさって、愛とはちょっと違うんだよなぁ。ポリー叔母さんがしょっちゅうトミーに「あんたは女を尊重してるフリしてるけど、ホントは女をちっとも信じちゃいないのよね」って毒づくんだけど、男も信じちゃいないと思うよ(笑)彼の、家族を思う気持ちはホンモノだけど、信じてるわけじゃない。信じているのは自分だけ。  

 

  grace(グレイス)を巻き舌っぽくグラース、 Monday(マンデイ)をムンダイ、 gun(ガン)をグン…等々発音するバーミンガム訛りも、男っぽくてけっこうセクシー🎵

 

  今までは悩み多き繊細な役(一言で言えばヘタレ❔😅)が多かったキリアンですが、今回はベジタリアンを中止して肉食に切り替えたせいか、バットマンの時のクリスチャン・ベールに負けないくらいムキムキマン😅トミー・シェルビー、今までフィクションに登場したダークヒーローのうち、最も魅力的な一人であることに間違いはありません❗

 

  シーズン2の終わりまで来ましたが、一族のみんながわりと困ったちゃん揃いで😅苦労と心配事の絶えないトミー。ところが、ポリー叔母さんのところに、生き別れた息子マイケルが戻って来て、これが若干18才だけどトミーの若い頃を彷彿とさせる頭脳派。ゲストで登場したトム・ハーディよりむしろ、このマイケルくんがクセ者っぽくて、ちょっと気になっております🎵

 

  例えば現代のフィルムノワールとも言うべき「L.A.コンフィデンシャル」「ブレードランナー」「ダークナイト三部作」「シンシティ」等の世界観がお好きな方は、必ずと言っていいほどハマると思いますよ😉そう言えば、「L.A.コンフィデンシャル」で野心満々の若手刑事を演じていたガイ・ピアース、先日見た「ふたりの女王~メアリーとエリザベス」では、老獪なエリザベスの家臣、ウィリアム・セシルを演じてましたねぇ。折しも時代は平成から令和へ。

 

🎵時の過ぎ行くままに~この身を任せ~🎵後悔しないように生きよう、うん。

 

 

 

 

  

 

  

「午前10時の映画祭」ついに最終章❗😿

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  邦画・洋画の数ある作品の中から、選考委員会が選んだ選りすぐりの名作をデジタルリマスター版で上映して下さるという、映画オタクからしたら、本当に足を向けて寝られないほど有難いこの企画、ついに今年10年目にして閉幕の運びになったと、スクリーン5月号でも取り上げられていました。ワタシが住んでいる横浜市では、京急あるいは横浜地下鉄ブルーライン直結の、TOHOシネマズ上大岡が唯一会場となっています。全国の協賛映画館はAとB2つのグループに分かれていて、上映順はそれぞれ微妙に違います😅特別企画ゆえ、一般でも1,100円、学生さん500円で鑑賞できます😊

 

  どんなに動画配信やレンタルビデオが隆盛になっても、確実に、タブレットやTV画面に収まりきれない映画も存在する。この10年にわたる映画祭は、それを私たちに教えてくれたような気がします。

 

  これから上映される映画は殆ど見た映画ばかりだけど、それでもまだ、題名聞いただけで泣けてきちゃう映画ばかり。特に、ナタリー・ポートマンのデビュー作で、たった20分程度しか出番のないクズ男スタン役のゲイリー・オールドマンに完オチした「レオン」(凶暴な純愛 in NY)、横浜から熱海まで上映館を追いかけた「アラビアのロレンス(完全版)」、オープニングが始まると踊り出したくなる(踊れないけど😅)「ウェストサイド物語」、貴族の末裔ヴィスコンティ監督が描き切った滅びの美学「ベニスに死す」、スタイリッシュな暴力&ブラックユーモアに満ちた「時計じかけのオレンジ」、そしてやはり今でも不滅の日本の誇り世界のクロサワ「七人の侍」❗

 

  やはり映画の持つ力は凄い❗HP「午前10時の映画祭」でぜひ、ラインナップをご覧になって下さいまし。拙ブログでも、ぼちぼちこれから上映される各映画の見どころ、呟いていこうかな…と思っております。但し、ワタシの場合、少々見方がヒトとはズレているようで😅…でも、映画熱だけは溢れてますので、それだけでも受け取っていただければと(笑)

 

  

 

  

 

  

ジャクロくんThe INTO Film Festivalに登場~新作はトム・ハーディと再共演❗


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(Photo of Scotland from Pixabay)

ツイッターで「Jack Lowden News」をチェックしていたら、ジャクロくんがThe INTO Film Festival 2019にプレゼンターとして登場したことが書かれていて、その時のインタビューがYou-tubeにUpされてましたぁ❤️

 

  もともとINTO Filmは英国映画協会の後援による慈善団体で、その主催によるINTO Film 映画賞は、英国の若い映画作家、批評、INTO映画クラブ、教師たちの才能にスポットを当てようと、2015年から始まっています。ジャクロくんはインタビューの中で、「動画配信等々で映画製作がなかなか難しくなっているけど、若い世代が映画製作や関連事業に情熱を燃やし、映画という見地から表彰される機会を与えらることは素晴らしい。また、ボランティアの方々の尽力にも頭が下がる」と熱っぽく語っています😊

  そしてその数日後、新作「FONZO」から、トム・ハーディとのツーショット❤️言わずと知れた「ダンケルク」のスピットファイアに実際に乗って空中戦を演じた(なにせ監督が、あのクリストファー・ノーランですから😅)最強のバディ、ファリアとコリンズ❗Fonzoとは、あのアメリ禁酒法時代の悪名高きギャング、アル・カポネのミドルネームですが、トムがカポネ、ジャクロくんはFBI捜査官クロフォードを演じているそうです😊

 

  アル・カポネといえば、彼と堂々と渡り合った実在のFBI捜査官エリオット・ネス❗あの超名作、男の映画「アンタッチャブル」ではケビン・コスナーが演じてましたが、ジャクロくんが演じる捜査官クロフォードって実在の人物なのかなぁ❔ただ今回は、バリバリのギャング時代ではなく、服役後のカポネに焦点が当てられてるから、ドンパチのアクションじゃなくて人間ドラマになるもよう。カポネって、亡くなったの47才なんですね😲晩年は認知症で、かなり悲惨な状況だったみたい😢写真のトム・ハーディ、特殊メークなのか、彼とは一瞬分かりませんね😅

 

  ジャクロくん、たまにツイッターでお部屋の様子とか、山登りの様子等プライベートをUpしてくれてます。いまだにスコットランドをホームグラウンドにしているみたいでほっとします😊ジャクロくんにはビッグになってほしいけど、だからといってハリウッドに移住してイケイケのパリピとかにはなってほしくないよう😢ハリウッドは人格変えちゃうような魔力があるからねぇ…。

 

  あっでも、エディ・レッドメインベネディクト・カンバーバッチイングランドでの家族との生活をしっかり守ってるし、今ワタシハマってます「ピーキー・ブラインダーズ」のキリアン・マーフィだってセレブ&パーティ嫌いで有名だし、英国には良いセンパイたちが大勢いるから大丈夫ね😅オバサン、心配性(笑)

 

「フォンゾ」は、マーベル映画「ヴェノム」で大当たりのトム・ハーディが主演だから、これは絶対日本でも公開されるね🎵楽しみです~~🙌

 


 

大岡川お花見クルーズ🌸25日(月)残念ながらまだ三分咲き😅


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  みなとみらいの日本丸、横浜みなと博物館横の停泊場所から川沿いの「船泊まり」を通り越して大岡川を遡り、黄金町駅裏や日の出町、伊勢佐木町等々、港ヨコハマのけっこうディープな裏通りの桜並木を眺めるクルーズです🎵今戻って来ました~。大岡川って、磯子区の別の川を水源としてみなとみらいに注ぐ、珍しく横浜市内で自己完結してる川なんですね😊

 

  まあ、桜ですから当然1ヶ月前の予約時はイチかバチか(笑)今回は三分咲きってとこ。でもお天気は良かったし、桜まつりの露店はプロムナード沿いに営業していて、お酒飲んで出来上がったオジサンたちや、子どもたちが手を振ってくれたりして、楽しい45分でした😊

 

  ☝️の写真、1番下の列の1番左が「ハモニカ横丁」戦後屋台で営業していた店が、横浜開国博覧会開催時に、強制撤去されてまとめられた、飲み屋のアパートみたいなとこ😅永瀬正敏主演の映画&TVシリーズ濱マイク」や、「あぶない刑事」のロケ地にもなってます🎵

 

  真ん中の列の1番右は黄金町「ちょんの間」(非合法の私娼街)の跡。ハモニカ横丁と同様、狭い建物が身を寄せ合うように建っています。横浜って、本来は気の荒い船乗りと港湾労働者、そして彼等が一夜の慰めにした女性たちが築き上げた街なんですね。黒澤明の映画「天国と地獄」でこの界隈は、覚醒剤の蔓延する地獄の街として描かれています。一斉撤去以前はあの映画みたいな一角だったんでしょうか。今は「子育てに優しい街に」をキャッチフレーズに、懸命なイメージアップが計られていますが、もう少し時間がかかりそうかな😅

 

  今日はなぜかカモメが元気よくて、大勢飛んでて(汗)頭上スレスレをびゅんびゅん飛んでいくので、(お願いだから、落とし物しないでぇぇ~)と、ちょっとヒヤヒヤ。

 

  満開は今週末だそうです。Uターンしてまた同じ船着き場に戻ってきて、コレットマーレ椿屋カフェのあんみつで〆😊椿屋のあんみつは寒天がつるっと柔らかくて、白玉と、なぜかわらび餅がのっているので好きなんです。意外と珈琲と合う❤️

 

  桜の季節、もし横浜に来られる機会があったら、大岡川から見上げる桜並木、そして舟から眺めるみなとみらいの遠景もまた、オツなものですよ😊

 

  

 

  

今更ながら「ピーキーブラインダーズ」にハマる~キリアンの人外魔境の瞳


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(シェルビー一家が暗躍したバーミンガム…From Pixabay)

 ジャクロくんのNetflixオリジナル映画「最悪の選択~Calibre」観たさに30日間お試し期間に登録したワタシ。ふと思い出したのが、BBCの大人気TVドラマ「ピーキーブラインダーズ」❗英国アカデミー賞を始め、各賞総ナメですね。これ、Netflixでしか配信してないのよ~、たしか。

 

  ドラマはとかくのめり込んじゃって、夜通し見ちゃうことが多々あり、翌日仕事の日は大変なことになっちゃうから、いつもなるだけ近づかないことにしてるんだけど。それこそジャクロくんの「戦争と平和」、ベネディクト・カンバーバッチことベネ様の「シャーロック・ホームズ」、「ダウントンアビー」、ケネス・ブラナー「刑事ヴァランダーシリーズ」はついに誘惑に負けた。あれれ、みんなBBCのドラマだ。

 

  舞台は第1次世界大戦直後、1920年代英国のバーミンガム。実在のギャング・ファミリーを描いた物語で、題名の由来は、いつも被っているハンチングにカミソリを忍ばせ、いざという時は「眼を切り裂いて、盲目にしてしまう」から。おそろしや~*1ゴッドファーザー」英国版とでも言いましょうか🎵

 

  ファミリーの勢力拡大の野望を抱き、裏社会で手段を選ばずのしあがっていく次男坊トーマス(通称トミー)シェルビーを演じるのがアイルランド出身俳優のキリアン・マーフィー。クリストファー・ノーラン監督のお気に入りですね。中でも印象的なのは「バットマンダークナイト三部作」の悪役 、スケアクロウことサイコパス精神科医クレイン。監督は「彼はとても魅力的で稀有な眼を持っていて、僕はジョナサン・クレインが眼鏡を外しクローズアップするシーンを入れようと必死だった」ですって。どんだけ~~(*´・ω・`)b「ダンケルク」では、爆弾の音のトラウマで精神を病む英国兵役で出演してました。

 

   このドラマの中でも、彼が演じるトミーは第1次世界大戦で功労があった勇者であるものの、戦争時に受けたトラウマに人知れず悩んでいて、非情かと思えばふとした瞬間に優しさを垣間見せたりする複雑な人格。キリアン・マーフィーが演じるからこそ、単なるギャングドラマを超えた深い魅力が出ている気がします。

 

  キリアンといえばもう有名なのが、☝️のノーラン監督の言葉通り、まるで人外魔境を宿しているようなペールブルーの瞳❗「ピーキー~」の中でも、これBBCもきっと狙ってるよね、宿敵の警部(サム・ニール)と対峙する場面で、日の光がさーっとキリアンを照らし出して、あの底無しの透明な瞳がぁぁぁ…。あんなに底知れない、この世を通り越して別の何かを見つめているようなブルーは、同じアイルランド出身の俳優、「アラビアのロレンスピーター・オトゥール以来だと思うわ。

 

  ギャングたちのファッション、ファーマーズスタイルも英国で流行中とか。ファッションにしろ、雲が重く垂れ籠める陰鬱なバーミンガムの街並みや立ち上る工場の煙のモノクロみたいな映像、超スタイリッシュなロック音楽にしろ、めちゃくちゃお洒落なのよ~。男臭いけど汗臭くはないの(笑)

 

  しかしこういう反社会勢力のドラマも製作しちゃうのが、さすがBBC。どこかの議員に「God save the  Queen」(国歌『女王陛下万歳』)を流すように言われて、同名のセックス・ピストルズの曲を流した反骨精神は健在なのね。

 

  まだ第1シリーズだけど、第2になるとトム・ハーディが登場とか。あー、寝不足の夜は続く(笑)

*1:゚□゚;

ジャクロくんの繊細な演技を堪能~Netflix「最悪の選択」

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(Photo of Scotland from Pixabay)

ジャック・ロウデン主演、Netflixオリジナル映画「最悪の選択(原題はCalibre=銃の口径の意味)」観たさに、30日間無料お試しに登録したワタシ。今回のアカデミー賞で話題になった「ローマ~ROMA」も観たいので、たぶんそのまま入会の運びになると思いますが…😅

 

  舞台はスコットランド(言わずもがなですが、「ふたりの女王~メアリーとエリザベス」の舞台といっしょ🎵)妊娠中のフィアンセと同棲中のヴォーン(ジャクロくん)のところに、15年来の友人マーカス(マーティン・マッキャン)が鹿狩りの旅行に彼を連れ出す為、車で迎えに来るところから話は始まります。ヴォーン(ジャクロくん)はあまり気乗りがしない風情。まずもってヨーロッパでは、妊娠中のフィアンセを残して男二人で旅行なんて考えられないんだけど😅車中の会話で、どうも二人はずっと友人以上の関係で、寄宿学校以来ヴォーンはマーカスに支配され続けており、今回のヴォーンの出来ちゃった婚に対しても、マーカスは口では「良かったな」と言いながら、内心面白くない様子が見てとれます。この二人が英国の寄宿学校以来ずっと友人、っていうのがキモで(映画『アナザーカントリー』の世界ですな)、いろいろ想像できちゃうわけですね😅

 

  森の奥深く、ヴォーンがマーカスに言われるがままに鹿を撃った時、そのすぐ後ろには少年が…😭そして駆けつけた父親が激昂して、やはり手にしていた銃口をヴォーンに向けた時、マーカスが少年の父親を背後から撃ち殺してしまいます😭

 

  ヴォーンは父親が倒れた時、すぐさま吐いちゃうんですが、その前後のジャクロくんの演技は凄かった。事態が飲み込めずに浮かべる泣き笑いの表情も。ヴォーンは警察に自首すると主張しますが、マーカスの「そもそもお前が銃を借りて撃つのも禁じられてる。俺はお前を守るために撃ったんだ❗刑務所暮らしなんかゴメンだ。警察には行くな、死体は森に埋めるんだ」と言われ、今までの力関係そのままに、引きずられて行くのですが、その選択は当然、最悪の結末へと突き進んでいきます。

 

  レストランで出された鹿肉を見て、たまらずトイレに駆け込むヴォーン。泣きながら吐き続けて、どうしてこんなことになったのか、受け入れられない絶望、恐怖、不安、自己嫌悪に苛まれる姿がもう真に迫っていて、こっちが号泣したくなっちゃう(泣)惨事の起きた夜。ベッドに横たわるジャクロくんのその寝姿がですね、なんかこう、脅えた幼児みたいな感じで、こういう時は大人でもこうなるだろうなっていう。彼自身のアイデアなのか、演出の力なのかわからないけど、とにかく巧い。

 

  少年の頭に残っている銃弾。そこから足がつくからとナイフで取り出そうとするマーカス。「そんなこと、(倫理的に)許されない…。小さい子どもなんだよ❔」と弱々しく呟いても、「(いつもみたいに)あっち行ってろ❗」と怒鳴られるばかり。その時の、ジャクロくんの卑屈な表情がちょっとツボ😅だって、インタビューの時の、けっこうオレ様系の感じとあまりにも違うんだもん(笑)

 

  最後、究極の選択を迫られるヴォーン。人間が極限状態に置かれた時の弱さと狂気を余すところなく表現する、ジャクロくんの演技力を堪能できます❗

 

  マット・パーマー監督が脚本を書き上げるのに9年を要したという本作はエディンバラ国際映画祭でプレミア上映され、同映画祭の最優秀英国作品賞に選出されました。批評家からも高評価を得ているようです😊1時40分の短い作品ですが、一瞬の判断が坂道を転がるように最悪の結果を招くという他人事では済まされない怖さ、ヨーロッパの過疎の村の独特な社会構造等々、単なるスリラーとは分類しきれない、考えさせられる要素が詰まった佳作だと思います。

 

  なんてったって、ジャクロくんは主演だから当然最初から最後まで出ずっぱり❤️今までは動画配信サイトで、「ダンケルク」「否定と肯定」「戦争と平和」…出演シーンだけリピートしちゃってたワタシですが😅そんな必要ないものね~。その意味でも、5時31日公開、ザ・スミスのヴォーカル、モリッシーに扮した「England is mine」楽しみすぎる❗


 

  

 

  

 

  

「サスペリア」が、ティルダ・スウィントン様が見たいよぅ((( ;゚Д゚))


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(Photo of Berlin from Pixabay)

 いつもの横浜黄金町ジャック&べティで、オーストリア・ハプスブルグ帝国時代を題材にした「サンセット」観てきました😊開演を待つ間、見上げれば「サスペリア」のポスターが❗ホラー映画の金字塔と言われるダリオ・アルジェント版のリメークですね。あー、ティルダ・スウィントン出てるのね。久しぶりだなぁ。監督は「君の名前で僕を呼んで」のルカ・グァダニーノだし。きっと色彩が綺麗なんだろうな…とポスターを見上げるワタシ。前作は舞台がバレエ学校。今回はなんと暗黒舞踏女の園の怖さといえば、ナタリー・ポートマンがアカデミー主演女優賞の「ブラックスワン」ナタポが鬼気迫る演技*1今回グァダニーノ版、ヒロインはあの「フィフティ・シェイズ」シリーズのダコタ・ジョンソン。「フィフティ~」はミもフタもない感じで、第1作でギブアップ😅でもダコタの、純朴な女の子がトツゼン目覚めちゃうパターンのお色気路線は意外と魅力的だったよ、うん。今回は知性派のティルダが相手だから、かえって好対照で良いかもね😊

 

  1月に全国公開されていたのは知っていたけど、ボヤボヤしてるうちに、今横浜で観れるのはジャック&べティだけになってしまった😭でも、開演が20時台って…。あのあたりは夜になると、いつもの朝の様相とはうって変わって、18才未満お断りの怪しげなネオンが煌めき出すのだ😅そ、それに「サスペリア」を観てから、横浜の田舎道をひたひた歩く勇気はないし…ううう。

 

  憧れのティルダ・スウィントン😊ジョージ・クルーニーがカッコいいイケメン封印、弁護士でありながらギャンブル漬け、法律会社のクライアントの為様々なコネを使って事件を揉み消す男を演じた「フィクサー」。ティルダ・スウィントンは、男社会でクールで自信たっぷりに立ち回っているように見せかけて、そのじつ、いつその地位から蹴落とされないかと不安に苛まれ、悪に手を染める巨大企業の法律部長を演じて、アカデミー助演女優賞🎵彼女自身もケンブリッジ出の才媛(エディ・レッドメインの先輩ですね)、女性キャリア演じたらリアルにハマる😊TVニュースの撮影を控え、緊張でブラウスの脇の下にじっとり汗かく場面で登場😅キャリアもいいけど、女性ならわき汗パッドしなきゃ、っていうね。でもその生々しさが強烈だった。

 

  「少年は残酷な弓を射る」ああ、もうこれは、母親の心にナイフを突き立てられるような映画。ティルダは、子どもを産んでしまってから、自分は母親不適格者だと自覚してしまう母親…という難しい役😭ワタシは娘二人だからまだ少し冷静に観れたけど…。息子がいたら、最後まで観れたかな。でも、キツくても、世の中のママたちみんなに観てもらいたい作品です。息子ケヴィンを演じたエズラ・ミラー、傷つきやすくて鋭敏、一方通行の、母親への歪んだ愛情が恐ろしい結末を引き起こしてしまう、屈折した感情表現が素晴らしく、その若い才能を受け止めるティルダの演技も凄い。彼女自身も双子のお母さんですからね。

 

  見ての通りのクールビューティー、女性でありながら180センチの長身❗役によってブルネットに染めることもあるけど、彼女自身は綺麗なブロンドですね😊「ナルニア国物語」の白い魔女や、マーベル映画「ドクターストレンジ」ベネ様演じるドクター・ストレンジに至高の魔術を授けるエンシェント・ワンなど、「この世ならざる者」を演じてもリアリティがあって、サスガの存在感❤️

 

  うー、「サスペリア」観たいようう😭動画配信始まるまでとても待てないし…。かといって終了が23時過ぎじゃ帰れないし…。どーしたらいいんぢゃぁぁ😱…って、話のオチも何もなく今日は終わるのでした、じゃん、じゃん❗

 

  

 

  

 

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