オタクの迷宮

海外記事を元ネタにエンタメ情報を発信したり、映画・舞台・ライブの感想、推し活のつれづれなどを呟く気ままなブログ。

騎士叙勲記念〜ゲイリー・オールドマンの出演作BEST10②


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 はいっ、この度めでたくナイトの称号を授与されたゲイリー・オールドマンの騎士叙勲記念、ヲタクが独断と偏見で選んだ出演作ベスト10、6位から10位の発表です❗️

 

6位 「Mank /マンク」(2020 Netflix

今でも映画史に残る名作として名高い「市民ケーン」。ファシズムの不気味な足音がヨーロッパ全土に響き始めた頃、マンク(ゲイリー・オールドマン)は、オーソン・ウェルズの依頼によって「市民ケーン」の脚本作りに没頭していました。ところが、そのモデルが当時の新聞王ウィリアム・ハーストだった為、彼には映画業界の大立者ルイス B. メイヤーから様々な圧力がかかってきます。(「市民ケーン」の配給会社まで買収して妨害しようとするんだから、何をか言わんや…)そんな周囲の圧力に筆一本の力で抵抗した太っちょで飲んだくれ、口から先に生まれたみたいな反骨ヒーローを、ゲイリーは軽妙洒脱に演じて、アカデミー賞主演男優賞3回目のノミネート❗️

 

5位 「窓際のスパイ」(2022〜 Apple TV+)


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※「窓際のスパイ」で共演中のジャック・ロウデンとは、プライベートでもサッカー観戦したり…と、本物の親子のように仲が良く、撮影の合間もこの通り。推し同士が仲良しこよしって、ヲタク的にはサイコーのオカズ(笑)

 

MI5(英国情報局保安部‥‥国際問題を扱うMI6とは違い、英国国内の治安維持に務める)の中の「泥沼の家」と呼ばれる窓際部署に寄せ集められたスパイの落ちこぼれたちを率いるリーダー、ジャクソン・ラム(ゲイリー・オールドマン)。昼行灯みたいにボーッとしているように見せながら、そのじつカミソリのように鋭く、普段は部下たちに皮肉と毒舌を吐きまくってるクセにそのじつ誰よりも部下たち想い、彼らの危機には真っ先に駆けつける伝説のスパイを、ゲイリーはいかにも生き生きと楽しそうに演じています。このシリーズが終了したら引退を仄めかしているゲイリー。俳優として脂が乗り切ったところで引退だなんて……。今シリーズ4まで配信中だけど、ゲイリーの引退を阻止するためにもシリーズ10くらいまで行って欲しい(笑)

 

6位 「ドラキュラ」(1992)


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 名匠フランシス・コッポラがメガホンを取った『ドラキュラ』は、それまでの吸血鬼映画とは明らかに一線を画すもので、ドラキュラを愛ゆえに悪魔と契約を結んでしまった、悲哀に満ちた存在として描いています。タイトルロールを演じたゲイリーは当時34才。若かったよねぇ…(遠い眼)。しかも、ヒロイン役のウィノナ・ライダーとは当時恋愛関係にあり、作品中の2人のラブシーンは観てる方が気恥ずかしくなるくらいムードがありました(^_^;)「ゲイリー・オールドマンの出演作BEST10」①で取り上げた「不滅の恋/ベートーヴェン」、「スカーレット・レター」に続く、「ゲイリー・オールドマン、イケメン3部作」ってとこでしょうか(笑)


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PRADAオムコレクション(2012〜13秋冬)に登場したゲイリー(当時55歳)。カッコ良すぎてヲタク、目が潰れるかと思いました(笑)