日本映画
横浜駅直結のシネコン「Tジョイ横浜」にて、『ヘルドッグス』鑑賞。 元警官の出月悟郎(岡田准一)は、※スーパーで働く女子高生たちが拳銃で撃たれ殺害された事件の現場に居合わせ、挙動不審なグループの動きを封じられなかった後悔から、法の網を掻い潜った犯…
Tジョイ横浜にて『狐晴明九尾狩』Dolby Cinema観賞。 夏休み中ずっと惹かれてはいたんだけど、いつも『エルヴィス』にフラフラ足が向いちゃってもうすぐ終演という時に、すべりこみセーフ。 面白かったよ~❗中村倫也 × 向井理のコンビって……最強も最強、最強…
桜木町『ブルグ13』で『さかなのこ』(沖田修一監督)観賞。 笑いのネジがちょっとフツーとは違ったところについているというか。またはストレート直球な笑いぢゃなくて、ひょろひょろ~っと飛んできた変化球がじつはかなりツボにはまって後からジワジワ効いて…
ヲタクじつは、NHKドラマで川端康成の『雪国』(主演・高橋一生)を観た時、 次第に読者を失い、過去に埋もれつつある文豪たちの作品。 どうかこれからも、名作を掘り起こし、映像化して欲しいと、願ってやみません❗ ‥‥と、感想ブログの最後に書きました。 そ…
U-NEXTで『唐人街探偵 東京MISSION』観賞。 はっきり言って、面白かったです❗笑 唐人街探偵シリーズって、世界でも有数の超人気シリーズなのね知らなかった‥‥。『東京MISSION』で早や第3作目らしくって、ヲタクはこの『東京MISSION』が初めてだったから、華…
いやー、今朝起きてネットで、玉木宏のキリンビールCMに、黒田龍(注・『極主夫道』の主人公。別名「不死身の龍」)が乱入した‥‥ってポスター見て、昨夜『極主夫道 ザ・シネマ』観たばかりだったから、また改めて玉木宏の顔芸の凄さに感動しちゃいました❗ ヲタ…
時々無性に見たくなります❗こういう熱血お仕事系のドラマ(ヲタクの場合、じぶんが仕事で壁にブチ当たっている時、特に 笑) 『水曜日は消えた』(ヲタク的には、中村倫也主演の映画の中でピカイチかと‥‥。お話も面白いし、何せ一人七変化の中村倫也を堪能でき…
見終わって、身体の中を京都鴨川の風が吹き抜けていくような、そんな爽やかな気持ちになる映画。 京都にある芸術大学で美術を専攻している漆原朔(井之脇海)。彼が偶然、鴨川べりで※エオリアンハープの実験をしている同じ大学の「現代音楽研究会」の面々に呼…
のんの久しぶりの主演作『さかなのこ』が夏に公開されることが告知されました。ここんとこ「映画館に観に行きたいなー」と思う日本映画の告知久しぶりだったから(小声)、ワクワクしてる ‥‥で今日は、『さかなのこ』公開記念❓で、のんの前作『私をくいとめて…
あらすじ読んで、(おっ、日本には珍しいポリティカル・コメディだ❗)と思って食指が動いて。舞台『泥人魚』観たばかりでその魅力に眩惑された宮沢りえがコメディ初挑戦って書いてあるし。こりゃー、見るっきゃないっしょ❗…というわけで、横浜ブルグ13で『決戦…
🙄☝️上がフランスのポスターで、下が日本のもの。ポスターにもお国柄がうかがえておもしろいですね。 『ドライブ・マイ・カー』で見事、アカデミー賞外国映画賞を受賞した濱口竜介監督。もちろん素晴らしい作品で、アジアン旋風を巻き起こしてくれて嬉しい限り…
マブダチが所属している(っつーか、ハッキリ言って代表を務めている)神奈川県湯河原町オンブズマンの一周年記念行事、ドキュメンタリー映画『はりぼて』の上映会に行って参りました~ 2016年に開局した、社員若干70名のローカルテレビ局「チューリップテレビ…
(From Pixabay) 下北沢トリウッドで今関あきよし監督の最新作『Dear Moon』鑑賞。 ツイッターで相互フォローさせて頂いている俳優の久保宏貴さんから情報を頂いて行って参りました、約30年ぶりくらいの下北沢❗南口商店街を抜けてちょっと寂しくなった角のビ…
U-NEXTで『まともじゃないのは君も一緒』観賞(監督・前田弘二、脚本・高田亮)。 いやー、面白かったっす❗ 秋の長雨で気分もパッとしない中、久しぶりに、大いに笑かしてもらいました アップテンポで軽妙洒脱、全編ユーモア溢れた会話で紡いでいく、いわゆる…
(From Pixabay) どこかの森の中。羽を片方もがれた揚羽蝶。少女が少年に向かって…「呼ばれてしもてん。私悪い子やから。呼ばれたら逃げられへん。秀樹だって呼ばれるで。…あんた、嘘つきやから」 何に呼ばれるの?なぜ嘘つきだと呼ばれるの? と、ザワザワし…
男子は、生涯に1度はヒーローに憧れる。だけど大人になるにつれ、世の中のさまざまな矛盾や過酷な現実に直面して、(いつかヒーローになってやる❗)…と心に誓ったことも忘れ、それはやがて甘い痛みと共に風化していく。 しかし、これはそんな誓いをずーっと心…
モノクロ映画を語る、今日はその2回目。溝口健二監督の作品にスポットを当ててみたいと思います。 黒澤明や小津安二郎監督と並んで国際的評価が高く(ヴェネチア国際映画賞で3年連続受賞は日本人で初)、ジャン・リュック・ゴダールなど、世界の映画人に影響…
(Louvre from Pixabay) 前回のモノクロ映画特集では、クラシック作品とも言うべきモノクロ映画の数々について語りました。今回は比較的新しい2000年に入ってからの映画で、カラーとモノクロのシーンを織り混ぜて、その対比により、特別な効果を狙った作品を…
今年の日本アカデミー賞最優秀主演男優賞は、『ミッドナイトスワン』の草彅剛さん❗これはもう、誰もが納得の受賞でしょうあの難役を、まるでどこかに実際に存在しているかのような自然体で演じることができるなんて、ヲタクは映画館の片隅で、(この人はよほ…
月の夜、スクリーンからも立ち上って来るような凍てつく冷気。山の上の神社から松明の篝火を携えて、奇声を発しながら次々と駆け下りてくるなまはげたちの異形のさまはこの世のものとは思えず、恐ろしく、神々しく、そして美しい。 今でも男鹿半島に残る奇習…
(横浜のジャック&べティにて『タイトル、拒絶』舞台挨拶。誰が誰だか…=笑) 女性による女性の女性の為の『風俗産業をテーマにした映画』見・参❗今まで風俗の女性たちを扱った映画って、まあ、日活ロマン○ルノの昔から押し並べて男性監督によるものばかりでし…
キャッチコピーにある通り、アノ『ヴィレヴァン❗』がまさかの映画化(笑)アノ、深夜ドラマ特有の、欲望を正直に表現してます感、マイナーすぎる笑いのツボ、つまり良い意味での「内輪感、密室感」が映画の大スクリーンでどう表現されるのか❓ヲタクは興味シン…
『珠玉の作品』…ってよく聞く言葉ですよね立派で美しいものを表していることは間違いないんですが、それは例えて言うなら、真珠など小さな宝石を指すのであって、大作や長編には使わないそうそっか…。珠玉の長編って聞いたことないねだとしたら、キノシネマ…
桜木町駅前のブルグ13にて、『スパイの妻』(黒沢清監督)鑑賞。NHKの8K放送で6月に放映されたドラマの劇場版。我が家のTVでは8Kは受信できず、口惜しい思いをしたものですが、今日見終わって、この作品のスケールの大きさを考えれば、やはり、映画館のスクリ…
およそ8ヶ月ぶりの東京にキタ~❗ユーロスペースで映画『生きちゃった』。前回の上京は、渋谷Bunkamuraでセルゲイ・ポルーニンのバレエの舞台を見たんでした。それからというもの、文化芸術への試練が続いたのはご存知の通り。昨年と全く同じ状況…というわけ…
U-NEXTで『ワンダーウォール』映画版鑑賞。1913年建設の京都大学寮の取り壊しを巡って、取り壊しに反対する学生たちと、取り壊しを強行しようとする大学側の、闘争の顛末を描いたもの。 実際の闘争自体は、なんと大学側が住民である学生を訴えるという、エグ…
キノシネマ横浜みなとみらいで、映画『人数の町』鑑賞。衆知の通り、2017年に木下グループが開催した第1回新人監督賞の準グランプリを受賞した作品。脚本・監督は、本作品が初の長編映画だそうですが…。 いやぁ、面白かったっす❗ ワンシチュエーション映画の…
いろいろな意味で圧倒され、打ちのめされる映画でした。 すでに様々な人が、様々な場所で語っていることですが、二番煎じでも三番煎じでも呟かずにはいられない(笑)まずは草なぎ剛さん。彼にはこの時、演技の神様が降りてきていたとしか考えられない、もはや…
ハードボイルド作家、逢坂剛の原作を映像化した MOZUシリーズ、WOWWOWで一挙公開❗ ヲタクはリアルタイムで全作品見ましたが、今でも印象が色褪せないと言えば特に、第1シリーズの『百舌の叫ぶ夜』と、映画『劇場版 MOZU』ですかね。 第1シリーズ『百舌の叫ぶ…
映画『蒲田行進曲』WOWWOWで放映❗天才演劇人つかこうへいが自らの舞台劇を元に脚本書いて、『仁義なき戦い』『柳生一族の陰謀』『火宅の人』等々…の深作欣二が監督となれば、名作にならないほうがオカシイ(笑) 舞台『熱海殺人事件』で風間杜夫に大注目だった…