2022-01-01から1年間の記事一覧
★銀獅子賞(監督賞) ルカ・グァダニーノ監督(『ボーンズアンドオール』) 『君の名前で僕を呼んで』以来ティモシー・シャラメと再びタッグを組んだこの作品。愛する人に対する食人欲求を抑えられない若い女性(テイラー・ラッセル)と、彼女に恋した青年(ティモ…
アナ・デ・アルマスがマリリン・モンローを演じる映画『ブロンド / Blonde』。第79回ヴェネチア国際映画祭でお披露目され、なんと❗14分間のスタンディングオーベーション❗これ、ヲタクが覚えている限り、最長ですよね。今までの最高は、コリン・ファレル主演…
「Morebutter」のTwitterに、※映画『プラダを着た悪魔』と似たファッションを身につけたアン・ハサウェイとアナ・ウィンターの2ショットが❗ ※ご存知、意識高い系女子のバイブルムービー (デイム)アナ・ウィンターと言えば、英国人でありながら長きにわたり…
NHKドラマ『風よあらしよ』第1話。これ、半年くらい前に8Kで放送され、悔しい思いしたやつ。ヲタクの家のテレビは8K対応ではないので。このヤキモキ、『スパイの妻』以来だわ~。こうなると、8K買わなきゃダメかなぁ、いよいよ。 ……というわけで、待望のNHK…
最近大注目のライジングスター、ジョディ・カマー。『キリング・イブ』でブレークし、映画『最後の決闘裁判』や、鮮烈なウェストエンドデビューを飾った『プライマ・フェイシィ』で各方面から熱視線を浴びている彼女の新作情報が解禁となりました。先日、我…
是枝裕和監督が第79回ヴェネチア国際映画祭で「ロベール・ブレッソン」賞受賞、おめでとうございます~❗✨✨ 監督の受賞インタビューに…… 常にブレッソンの存在が映画を作る上でそばにあった。 あー、そうだったんだ❗是枝監督の原点にはブレッソンがあったのか…
ダムマネー(Dumb Money)は、日本語で「愚かな資金」とも呼ばれ、マーケットにおいて、冷静な状況判断ができない投資家の資金をいいます。 冷静な状況判断ができる投資家の資金である「スマートマネー(賢い資金)」とは反対のもので、その時々のマーケット…
Tジョイ横浜にて『狐晴明九尾狩』Dolby Cinema観賞。 夏休み中ずっと惹かれてはいたんだけど、いつも『エルヴィス』にフラフラ足が向いちゃってもうすぐ終演という時に、すべりこみセーフ。 面白かったよ~❗中村倫也 × 向井理のコンビって……最強も最強、最強…
第79回ヴェネチア国際映画祭のレッドカーペットにセレブリティが次々登場~🎉✨😆✨🎊 ★フローレンス・ピュー × ハリー・スタイルズ 『ドント・ウォーリー・ダーリン /Don't worry darling』 若い夫婦役を演じるフローレンス・ピューとハリー・スタイルズの激しいラ…
桜木町『ブルグ13』で『さかなのこ』(沖田修一監督)観賞。 笑いのネジがちょっとフツーとは違ったところについているというか。またはストレート直球な笑いぢゃなくて、ひょろひょろ~っと飛んできた変化球がじつはかなりツボにはまって後からジワジワ効いて…
シアタートラムにて、横溝淳平と高岡早紀の二人芝居『毛皮のヴィーナス』観賞。 19世紀オーストリアの小説家レオポルド・フォン・ザッヘル=マゾッホの『毛皮のヴィーナス』を戯曲化した演出家のトーマス(溝端淳平)。主人公が愛を捧げ、崇拝し、支配して欲し…
ヲタク最愛の推し二人、マイク・ファイスト(『ウェスト・サイド・ストーリー』)とジョシュ・オコナー(『ゴッズ・オウン・カントリー』)がゼンデイヤを巡って恋のトライアングルを繰り広げるという、奇跡みたいな(注・ヲタクにとってはね 笑)ロマコメ映画『チ…
横浜駅ビル上にあるシネコン「Tジョイ横浜」でブラット・ピット主演『ブレット・トレイン』観賞。ブレット・トレインかぁ……つまり、弾丸列車ってことね、って思いながら席に着いたら、いきなり冒頭英語名よりデカデカと「弾丸列車」って漢字でスクリーンに表…
……ってゆーか、「音楽の世界を舞台にしたサイコドラマ」らしいです。うん、そうなんだね。ヲタク、ティザー見た時、ヒロインの心象風景か夢か妄想(しかも怖い系)が次々と映像として出て来て、ブログで思わず「ホラー映画❓」って呟いたもの(笑) THE PLAYLIST…
Bunkamuraル・シネマで『彼女のいない部屋』(フランス)。監督はマチュー・アマルリック。ヲタク、監督としてはお初ですけれども、俳優さんとしては何度か拝見しております。独特の風貌をしていて、一度見たら忘れられないタイプ。直近では、『シンク・オア・…
Bunkamuraル・シネマで『チャーリー・イズ・マイ・ダーリン』観賞。 冒頭から、1965年のローリング・ストーンズアイルランドツァー、『アイム・オーライト I'm All right』演奏中に興奮し過ぎた聴衆がなだれのように将棋倒しとなり、しかも何人かは舞台に上…
上 : イヴ・サンローラン本人 下 : ピエール・ニネ 本日ご紹介するのは、フランスの若手演技派ピエール・ニネが伝説のデザイナー、イヴ・サンローランに扮した映画『イヴ・サンローラン』(2014, フランス)。当ブログでは以前、彼が出演した『婚約者の友人』…
どの映画祭でも、本命と言われる作品はだいたい想像がつくものですが、間もなく開催される第79回ヴェネチア映画祭(8/31~9/10)に限って言えば、混線模様を呈しているようだ…と、Hollywood Reporter誌が報じました。作品賞候補との呼び声が高いのは、'Bardo,'…
Black is beautiful♥️ルピタ・ニョンゴ やっぱり独立独歩の「熱い女」が似合すうジェシカ・チャスティン U-NEXTで『355』観賞。 世界各国の女性スパイたちが、初めは国柄の違い等で反目し合いながらも、結果的に最強チームを組み、巨悪に立ち向かう…。職場で…
キノシネマみなとみらいで見逃していた『ブラックボックス /音声分析調査』を、遅蒔きながらU-NEXTで観賞。 ひたひたと静かな怖さが押し寄せてくるようなサスペンスの秀作です。 フランスの航空会社(架空の会社ヨーロピアン航空)肝いりの最新型旅客機が、ア…
メソッド・アクティング(演技法)って、すごく久しぶりに聞いた気がするヲタクがアメリカ映画を見始めたン十年前は、「アクターズスタジオ」出身の俳優たちの全盛期だったんです。古くはジェームズ・ディーン、マーロン・ブランド、ポール・ニューマン。少し…
やった~❗ダニエル・クレイグが、カッコよくキメようとしてキメきれないオトボケ探偵ブノワ・ブランを演じた『ナイブズ・アウト』。2が撮影開始…との情報は流れたものの、詳細はずっと藪の中…でしたが、このたび題名『 グラス・オニオン』と舞台設定、キャ…
AppleTV+で『オペレーション・ミンスミート /ナチを欺いた死体』観賞。"Extraordinary true story"?途方もない真実の物語?はてさて、オペレーション・ミンスミート(ひき肉作戦)とはこれいかに❓ 第二次世界大戦只中の1943年、英国。弁護士のユーエン・モン…
今日はあまりにもマイナーな話題だろうか……。オークワフィナって誰❓Wニコラスって誰❓『レンフィールド / Renfield』って何❓って感じですよね(汗) まずはオークワフィナ。ヲタク、今のところ当代きってのコメディエンヌと言えば彼女だと思っていて。……そう、…
カンヌ映画祭で12分間のスタンディングオーベーション❗……って、映画『エルヴィス』のオースティン・バトラーとぴったり同じ時間ぢゃん。この夏は『エルヴィス』沼にハマりまくってたヲタクとしては、こりゃ見るっきゃない❗……というわけで、行ってきました、…
※レスリー・チャン ※先日「ジャック & べティ」でもらってきたカーウァイ作品の4Kレストア版パンフレット。一番のお目当て『ブェノスアイレス』は品切れよほど人気なのか、「お持ち帰りは一作品につき一枚でお願いします」の但し書きが……。 以前当ブログで…
ジェシー・アイゼンバーグが脚本・監督・主演を務める映画『A real pain / 真実の痛み』の詳細が発表されました❗共演はキーラン・カルキン。外国暮らしをしている二人の従兄弟が、祖母の死をきっかけにポーランドへ戻り、ホロコースト・ツァーに参加する……そ…
……とハリウッドリポーター誌が絶賛したそうなので、早速見てみました、Netflix『説得 Persuasion』。まさに、まさに……ダコタ・ジョンソンの知性的な美しさ、18世紀末~19世紀、英国摂政時代の優雅な立ち振舞い、そんな中にふと忍ばせる巧まざるユーモア……etc…
※デル・トロ監督には、彼の偏愛対象についての同名の著書もあります。彼は、自らの趣味嗜好をobsession(取り憑かれる、強迫観念)とも表現しています) ギレルモ・デル・トロ監督総指揮のホラー・アンソロジー『ギレルモ・デル・トロの驚異の部屋』、原題は『C…
ああ、また麗しきラブ・チェーンが……(うっとり)最近、英国ナショナルシアターの『ロミオとジュリエット』、アルカディア的BL映画『ゴッズ・オウン・カントリー』を見て、すっかりジョシュ・オコナー沼の住人となったヲタク。(沼は複数あるので、周期的に巡回…